ヒットマンの日常
 昨日の話なんだけど、いつものように適当な番号押してラーメン頼もうとしたらそこがラーメン屋で焦ったよ。咄嗟の判断で「山田さん!何でも経費で落とさないで下さいよ!」って言っといたから大丈夫だったが。
 しかし、これ以上やると危険かもしれない。警察のおとり捜査も始まってるはずだ。
 そんなことを考えながら、依頼者に会いに行った。
 何者かに追われている、命を狙われてるかもしれない。助けてくれ。これが依頼だった。
 「俺は便利屋じゃない。帰ってくれ!」
 そう言い、依頼者の家から塩をまきながら出ていった。
 (今日の朝刊に彼の写真があった気がするが、宝くじでも当たったんだろう)
 もう一件依頼があったが、糞みたいな内容だったから放っておいた。
 なんでも犬を捜して欲しいんだと。
 (今日、偶然その犬を見つけたので、依頼者の家の窓に投げ飛ばしました。巴投げで)
 (とても喜んだのか、歓喜の声をあげていましたよ)
 そんなことはともかく、家に帰り一服した。
 波紋の鍛錬をしたあと、頭蓋骨をグチャグチャに砕く練習、高速タウンページ破り(平行して高速激辛アツアツ饅頭食い)の練習、そして外の暴走どもを黙らせ(リーゼント)、夕飯を食った。
 まったくつまらない日だったな・・・( ´ー`)y─〜