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Mocha Mattari Hawaii Kona

1 名前:Mocha Mattari & Hawaii Kona :03/11/12 04:07
Mocha Mattari & Hawaii Kona

2 名前:名無しちゃん…電波届いた? :03/11/12 04:08

        ,r-'''"" ̄ ̄"'-,_
    _,.-'^γ´          `i,
   ,r' ,.r'"ヽヽ、( ( ソノノ彡、 i   唯一神又吉イエスが2ゲットだ!!
  ,i' {     "'''''''''''''   ミ .i
  i  i             ミ  i >>3 腹を切って死ぬべきだ!
  |  i   二 二 二 二   ミ  i >>4 ただ死んで終わるものではない!
  .i   i      ハ      ミ  i  >>5 地獄の火の中に投げ込むぞ!
  |  ノ {{|iiiiiiilll;ノ,,,,,ヽ;liiiiiiii||}}ゝヾ >>6 2ゲットするならば自分が死ぬべきだ!
   | .ミ >='^◎≫,i'^'i,≪◎'=、< ミヘ >>7 真似もの、偽もの、嘘もの、逆ものだ!
  ,ヘ ミ ~こ二ヲ i i; .'ミ二こ、 ミ }  >>8 北朝鮮・イラクなどの全問題の交渉役になる!
   { レ   ノ  i i;  ヽ、_, ';,ノ ノ >>9 ミニスカート、ホットパンツ追放!先ずこれからだ!
   Li,;'ゝ    ,イ  ト、  ';, i'~   >>10 私を衆議院議員にしないと言うなら、子や孫・ひ孫たち、
    i, i ._,ノ^-0し0-ヘ,_  }|       更には末代までの恥になるが、それでもいいのか。
     ゝ,イ'<ー--ニ---ー>|ノソ    
      ゝ.i  `'ー-'´  i,イ     >>1-1001 詳しい理由は選挙広報等で熟知すべし。
       |..ヾ、 ,.......、,i'.,ソ | 
      ,|. ヾヽ_____レ'ソ .|、     
     /| \ ヾ二二ツ /|\    
   /::::::|  \ -- /  |:::::\ 




3 名前:モカとコナ・第1話 :03/11/12 04:08
大学を卒業し、社会人になって初めての夏休み、大学時代の同級生を乗せて長いドライブへでた。
彼女は東京から西へ数百キロ行ったところに在る大きな町の出身だった。
彼女とボクは恋人同士などではなく、単なる仲のいいゼミ仲間で、遊び仲間だったのだが
東京駅まで送るつもりが実家まで送ることになった。
彼女は東京で就職するでも無く、地元に勤めるでもなく、お父さんの仕事を手伝うことになっていた。
どんな仕事の方なのか知らなかったが彼女の暮らしぶりから想像して裕福な家庭だったのだろう。
贅沢だったり、派手だったわけではないが、彼女が住んでいた部屋はボクラのそれとは違っていた。
その部屋は3月いっぱいで引き払い、大きな荷物はすでに実家へ送ってしまっていた。
彼女が大学時代に所属していた劇団の夏の公演を終えるまでという約束で彼女は東京に残った。
そしてその間は劇団仲間の女の子の部屋に彼女はいそうろうしていたのだ。
夏の公演も無事終わり、劇団仲間の送別会や大学時代の友人のお別れ会もひととおり終わった
8月のある日彼女は東京を離れることにした。
いそうろう先の彼女のすぐ近くに住んでいたボクがバイトで見送りにいけない女友達のかわりに
細々したものや、衣類のつまったダンボールを宅配業者の営業所まで運び、
そしてせめて東京駅までと、車で送ることになっていた。

4 名前:モカとコナ・第2話 :03/11/12 04:11
8月の良く晴れたお盆過ぎの平日に、もう生涯会うことがないかも知れない友人を乗せ、
夏休み初日のボクが東京駅までの短いドライブをしている場合だろうか、と思った。
そして、思ったことを、その通りに口にした。彼女は驚いた顔をしたが、やがって笑ってこう言った。
「じゃ、うちまで送ってよ。」
HONDAの1300ccしかない小さな2ドアハッチバックは進路を用賀へと変えた。
ナビゲーションなんてものが無かったボクの車だが文字通り最高のナビゲーターを乗せていた。
彼女は頭のいい人で地図を見て的確に指示を出せる人だったのでとても助かった。
ドライブ好きのわりに道に弱いボクだが無事高速へのることができた。
実は初めて首都高以外の高速でハンドルをにぎることになったのだがそのことは黙っていた。
港北のPAに入り簡単な食事をした。
ボクは天ぷらうどんを、彼女は天ぷらそばを注文した。
「港北のカンボコが一番うまいんだ。」
さも通であるかのように、そういってボクはイカのカンボコを二つ頼んだ。
「一個でいいよ!半分こしよう。」
彼女がそう言った。揚げ立てのカンボコを半分こして食べた。



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