なぬ!
- 1 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/01/27(火) 03:31:05
- でゑへへ
- 2 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/01/27(火) 03:33:28
- まあまあ独り言で
- 3 名前: ◆.loGlc.XDE :2009/01/27(火) 17:49:47
- うぎゃああああああああああああああああああああああああああああ
- 4 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/01/27(火) 19:29:24
- ズサー⊂(゜Д゜⊂⌒`つ≡≡
- 5 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/01/27(火) 19:40:19
- unzipマンなの?
- 6 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/01/27(火) 21:02:19
- いんどす!
なっ?
- 7 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/01/28(水) 01:39:37
- ねえunzipマンでしょ
- 8 名前:1:2009/01/28(水) 03:28:31
- >>3
どした?
- 9 名前:1:2009/01/28(水) 03:29:35
- >>4
セーフ
- 10 名前:1:2009/01/28(水) 03:30:58
- >>5
うー(^^;)
- 11 名前:1:2009/01/28(水) 03:31:54
- >>6
インドなのかインドシナな
どっちでもいいネ
- 12 名前:1:2009/01/28(水) 03:33:55
- >>7
うー
- 13 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/01/28(水) 05:44:44
- あばばばばばばばばばばばば
- 14 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/01/28(水) 20:44:03
- freeze。orz
- 15 名前:1:2009/01/29(木) 04:03:54
- >>13
にゅ!
- 16 名前:1:2009/01/29(木) 04:04:46
- >>14
固まった?
- 17 名前:1:2009/01/29(木) 04:05:37
- まあまあふたり言で
- 18 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/01/29(木) 21:43:03
- ばけらった
- 19 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/01/30(金) 19:08:22
- 超ゆ
- 20 名前:1:2009/01/31(土) 03:17:55
- >>18
ig@ig@の計
- 21 名前:1:2009/01/31(土) 03:22:25
- >>19
3メートル超ゆ積うん こ
- 22 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/01/31(土) 22:53:18
- ふぬ!
- 23 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/02/01(日) 20:53:04
- 魔獣ケルベロスは実在します!
- 24 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/02/06(金) 16:42:54
- tar.gzマンなの?
- 25 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/02/06(金) 19:31:58
- まずで
- 26 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/02/21(土) 02:10:10
- ハフ
- 27 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/03/13(金) 21:58:06
- ここを本日より住処といたす。
- 28 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/03/29(日) 20:37:01
- わすれて痛。
- 29 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/03/29(日) 20:48:53
- ノリスケおじ痛んとか
- 30 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/03/30(月) 21:18:43
- おじいたん。
これで読みは間違ってないな?
間違っていたら言ってくれ聞く耳はあるかぽね。
- 31 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/04/01(水) 20:37:34
- 地デジたいおうアンテナにしたお
- 32 名前:ウフフ仮面 ◆dm.wv/0.Nw :2009/04/01(水) 21:13:27
- 血で痔を洗う戦い
- 33 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/04/03(金) 21:41:44
- 凍てつく冬の便所は戦いだお><痔
- 34 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/04/04(土) 06:58:45
- フィンフィンフィンフィンフィンフィンフィンフィンフィンフィンフィンフィンフィンフィンフィン
- 35 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/04/05(日) 01:34:08
- すんすんす〜ん♪がフィンフィンフィン♪に変換。
頭のなかで鳴り響いてやまない。
- 36 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/04/08(水) 23:29:04
- ヤバッ、忘れ。
- 37 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/04/09(木) 23:39:33
- 酔っ払ったお。
- 38 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/04/10(金) 14:52:10
- ぬるぬるぽいんと
- 39 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/04/11(土) 01:00:36
- ポイントげっとしたお。
- 40 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/04/11(土) 01:02:20
- ほろ酔い気分だお。
- 41 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/04/14(火) 20:42:51
- はー
- 42 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/04/14(火) 22:07:47
- なんどもなんどもE-mailを確認しているお。
- 43 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/04/14(火) 22:10:05
- はぁ
- 44 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/04/14(火) 22:13:40
- thunderbirdのバカ!
- 45 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/04/14(火) 22:15:06
- 壊れてしまえ!
いや困るけど
- 46 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/04/14(火) 22:34:36
- 茜に染まる雲、道路の中央に一本の大きな桜の樹があった。
遠くからみると根元に薄紅色の花びらが散り、丸い文字盤をつくっていた。
車が通過するたびに風圧で薄紅色の文字盤は少し形を変えた。
- 47 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/04/14(火) 22:35:47
- それは時を刻んでいるようにもみえた。
歩きながら僕は画用紙でつくった腕時計をそっとワイシャツの袖で隠す。
白い厚手の紙に歪な丸を描き鋏をいれ、
紙でつくったベルト部分と文字盤を糊でくっつけた物だった。
文字盤の中央より少し下に黒ボールペンでRolexといれてある。
- 48 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/04/14(火) 22:55:58
- とある店に、はやる心を抑え歩を進めていた。
7時に入店すると料金が少し安くなるという理由があった。
- 49 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/04/14(火) 23:39:32
- 女の気をひき、くすっと笑わせる落ち
薄暗い照明の中で腕に巻かれたRolexは白く浮き上がってみえた。
彼女の笑顔で画用紙の腕時計が時を刻み始めた気がした。
とかなんとかきれいに〆るつもりなんだろーつまんねー
べたすぎてやんなったてかめんどくさくなった
- 50 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/04/14(火) 23:47:05
- しかしあれだよなー
もてないから必死に女の気をひこうと
画用紙を買って腕時計をつくって勝負にでる気持ちは
イケメンにはわからんのです
- 51 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/04/15(水) 00:05:47
- 眠れない
くんちきしょー
- 52 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/04/16(木) 23:00:53
- 冷静に
- 53 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/04/16(木) 23:03:11
- つらくなんかないもん
- 54 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/04/16(木) 23:04:02
- (TT)
- 55 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/04/17(金) 00:48:39
- 暇(▼▼)プゲラ
- 56 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/04/17(金) 00:57:22
- (▼▼)えいぎょうでもいいmailくだしぇひまなんでしゅ
- 57 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/04/17(金) 01:02:09
- 待ち死(▼▼)プゲラ
- 58 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/04/17(金) 01:05:16
- かってにすれ占有(▼▼)マズい?プゲラ
- 59 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/04/17(金) 01:17:49
- (▼▼)シュレたてダメダッテ
- 60 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/04/17(金) 01:19:08
- (▼▼)しばらく居ちゅくプゲラ
- 61 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/04/17(金) 01:27:42
- 移動(▼▼)プゲラ
書き込めます
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/denpa/1192795096/
- 62 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/04/29(水) 23:41:53
- またわすれて痛。
- 63 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/05/01(金) 00:17:43
- 水虫なおさないかんがな。
- 64 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/05/16(土) 22:26:26
- おなかいっぱい。
- 65 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/05/23(土) 18:35:05
- 昨日はひさしぼりにむかつく出来事があったわ。
- 66 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/05/23(土) 18:35:59
- こころのなかで消化できん からここで吐く。
- 67 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/06/06(土) 00:38:32
- あーあ、だめだなやっぱり俺は。
- 68 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/06/07(日) 00:38:24
- 酔っ払ってま。す
- 69 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/06/07(日) 00:39:46
- なんだよお。きのうと同じ時間にれすしてる。僅か秒差。
- 70 名前:真空裂破 ◆tvDhxoFv.M :2009/06/10(水) 03:50:23
- ら!のい?(゚∀゚)
- 71 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/06/20(土) 06:26:57
- いらっさい ら!
- 72 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/06/20(土) 06:35:02
- 空を押し上げて
手を伸ばす君 五月のこと
どうか来てほしい
水際まで来てほしい
つぼみをあげよう
庭のハナミズキ
薄紅色の可愛い君のね
果てない夢がちゃんと終わりますように
君と好きな人が 百年続きますように
- 73 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/06/24(水) 01:23:08
- love, true love is to ask nothing in return
you are my destined soul mate
you love, adoring eyes
we can see the light because we know the darkness
everything has meaning, even campanula in the wind
each one of us has pain and sorrow
sheds a secret tear
but drops of your tears will fall to the earth and
welcome new life into the world again and again with love
love, true love is to ask nothing in return
fated love that is meant to last
my love, your gentle gaze
A drop of your soul within me that I adore
everything has an end, but we'll be reunited
my love, your gentle gaze
A drop of your soul within me that I adore
everything has an end, but we'll be reunited
- 74 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/07/03(金) 22:36:52
- なぬ!
- 75 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/07/03(金) 22:42:19
- 坊さんになりたい、ゴーンと鐘でも突きたいわ。
- 76 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/07/03(金) 22:48:17
- あー酒で感情を麻痺させちゃるわ。
- 77 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/07/03(金) 23:06:01
- 誠実に勝るものはないやね。
- 78 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/07/03(金) 23:40:08
- 誠実の裏には必ず潔さが伴っている気がするわ。
- 79 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/07/03(金) 23:46:23
- それは品となって現れるんだね。
俺に欠けている部分だわ。誠実ってやつは難しいね。
追いかければ逃げていく女みてえなもんかな。
- 80 名前:とまと ◆O7wn/0JUgo :2009/07/03(金) 23:58:23
- うへ。きょうからとまと。
- 81 名前:とまと ◆H1F9QMo1OFHc :2009/07/04(土) 00:13:23
- ◆O7wn/0JUgoで検索したらヒットしまくり
なのでトリップ変更。
- 82 名前:とまと ◆H1F9QMo1OFHc :2009/07/04(土) 00:16:47
- tes
- 83 名前:とまと ◆Bsr4iViSxg :2009/07/04(土) 00:21:59
- これは?
- 84 名前:とまと ◆Bsr4iViSxg :2009/07/04(土) 00:23:31
- こっちでトリップ決定。
- 85 名前:とまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/07/04(土) 00:36:42
- 決定。
- 86 名前:とまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/07/04(土) 00:39:40
- ◆Bsr4iViSxgも検索でひっかかったから。
- 87 名前:とまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/07/04(土) 01:22:08
- 女ってのはミステリーだわ。
あんなにわかり易くて、永遠にわからないのがいいのかもな。
- 88 名前:とまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/07/04(土) 01:50:54
- 生真面目と誠実は違う。
女の気持ちを察してやれない俺はただの生真面目馬鹿。
俺は誠実でもなく品性に欠ける大馬鹿野郎。
- 89 名前:とまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/07/11(土) 01:30:59
- 生きるってことは、幾重にも絡まったスパゲッティコードをひとつひとつ紐解いていくことなんかね。
- 90 名前:とまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/07/11(土) 01:34:43
- 最近、起こったある出来事が十五年前と繋がっていたりする。
- 91 名前:とまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/07/11(土) 02:01:50
- 十五年前の自分と現在の自分とが真正面から対峙するはめになっちまった。
- 92 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/07/11(土) 02:03:27
- _,z=====z、
/'´ _, -――- 、\
// / / l l \ハ
lj_/l | l l! / / l ヽ|
くノ! | | l \ ! l / イ l|
/l:'┘NT ,ヘX ノ _メl /イ| タイムマシン?
// | ト ー┘ イ 'ノチ / |
/ ! l、 _' ` / / l, ィ
// :! l|\ ` ´ イ' / / /
/ / __l V {><}__/「Y/ /
/ // \|ー‐ 八 ー/r:| / ̄ヽ
/! // 、 {j¬¬¬{j〈 ヽ |ト、
// l : :/ : :}: {j┌{こ}┐{jト、└ソノ卜、
/ハ l: : / . : / {jL/ ヽ」 (_Y´ ̄」: :.',
,/ | ヽ l: / . : :/ └'ー'ー'ー \_r'ノ| :.ヽ
l , ィ、. : : / . : :: :::::::::::::::::::|ヽ┘ l : : l
く/} |: : ∧ : : : : : : : :./ :/\/ : : |
/ / '┘:| ヽ : : : : : :/ :l:::::/ . : :.j
/ : : : :.| | : : : : : : :.{ : ::/ . : : /
- 93 名前:とまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/07/11(土) 02:51:51
- タイムマシンみたいなもんかな。
ある女性を介して過去の自分に触れるみたいな。
- 94 名前:とまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/07/11(土) 02:52:35
- 出会いは神様のくれたギフトだから
彼女はたしかに俺に向かってそう言った。彼女の言葉を指でなぞるように繰り返し繰り返し、酔った頭の中で形にしようとした覚えがある。しかし、それは無駄な努力であった。酔いが頭の芯まで蝕んでいたからだ。
- 95 名前:とまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/07/11(土) 03:11:06
- べろんべろんに酔った俺は会話の断片と彼女の顔を繋ぎあわせることで精一杯だった。
「この次、この店にきたら指名するよ」
無責任きわまりない酔客のコトバを真に受けるほど彼女は幼くもなくそして大人でもなかった。俺のことを一見客とみた彼女は秘密をうちあけるように声をひそめて耳元でささやく。
「ワタシガ、他のお店に移っても来てくれる?」
- 96 名前:とまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/07/11(土) 04:19:58
- ―――――― そう鴨ね。 ――
わたしは茜色に染まるビルの谷間を眼下に見下ろし上空を彷徨いながら、愚かなそして滑稽でいて愛しい人間達の営みを眺める。わたしに体は無い、ふわふわと漂いし者。わたしはただの傍観者。
夜の世界と昼の世界との境界線はどこにあるのだろうか? 昼の世界に身をおきながら夜の甘美なささやきに誘われ、また夜の世界に戻りゆく者。
どぶ川のすえた匂いがする歓楽街に、一輪のあだ花が咲き、香を漂わせ人を寄せては“業”を吸い取り、枯れてゆく。
次の日には、また新たなあだ花が咲き誇り、歓楽街の夜を包み込む。華を支配する“者”が見えない灰を撒き、花開かせ枯れさせる。蜂が香に誘われるように歓楽街の男と女は複雑に絡み、縺れ闇へと沈みゆく。
「あなたのことはスキ」
それは彼女の挑発であり、SOSでもあった。
- 97 名前:とまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/07/11(土) 22:33:19
- *
次の日に俺はまた彼女のいる店へと足を運んだ。
自動ドアをくぐると広いエントランスになっている。目の前に、もうひとつ自動ドアがあり、二重の自動ドアをくぐらないと店内に入れない仕組みになっていた。
自動ドアのマットに体重を載せると同時に店内の喧騒がエントランスに流れ込んでくる。
ミラーボールの交錯する光、笑い声が飛び交う店内に吸い込まれるように俺は入っていく。
赤鼻のウェイターが近づき声をかけてきた。
「お一人様ですか?」
そうだと俺が答えると、赤鼻のウェイターは無言で頷き席へと案内してくれる。
おしぼりを受け取り、飲み物と指名を訊かれた。
「焼酎のウーロン茶、指名は無しね。適当にまわして」
- 98 名前:とまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/07/11(土) 23:13:40
- 1セット60分で4人のキャストが俺の席にまわってくる計算だった。キャスト1人の持ち時間は15分。その15分という短い持ち時間で俺から指名をもぎ取っていき、やわらかい掌のうえで転がしているのは昨夜の彼女だった。
すでにココロノナカでは指名を昨夜の彼女に決めているのだが、指名無しのフリー客で振る舞うことが最後の抵抗のように思えた。
- 99 名前:とまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/07/13(月) 03:11:40
- 出だしで失敗しちょる。タイトルもだめ。やり直し。
- 100 名前:とまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/07/13(月) 03:46:37
-
- 101 名前:とまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/07/13(月) 04:17:40
- 出会いは神様のくれたギフトだから
彼女はたしかに俺に向かってそう言った。彼女の言葉を指でなぞるように繰り返し繰り返し、酔った頭の中で形にしようとした覚えがある。しかし、それは無駄な努力であった。酔いが頭の芯まで蝕んでいたからだ。
べろんべろんに酔った俺は会話の断片と彼女の顔を繋ぎあわせることで精一杯だった。彼女は二度と来ないであろう客に秘密をうちあけるような仕草で声をひそめ、俺の耳元でささやく。
「ワタシガ、他のお店に移っても来てくれる?」
―――――――― サンミゲルビール ――――
*
「ああ、いいよ。」
俺は即答をしていた。
彼女のコトバに感じるものがあったからだ。切実とは違う。まるで田に突っ立ている案山子を相手に話しているように感じられた。誰でもいいから本心を打ち明けたい。
一見の客である俺はうってつけの案山子なのかもしれない。
サンミゲルビールの泡で朦朧とした頭の中を洗い流したい気分になった。
「サンミゲルビール飲もうかな。それとカラオケのチケットね」
彼女は、失礼しますと言い置いてカラオケのチケットを取りに席を外した。
- 102 名前:とまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/07/14(火) 02:06:00
- 彼女が席に戻る前にビールの小瓶がウェイターの手によって運ばれてきた。320mlの小瓶に小さなグラス添えられていたが、俺はそのまま瓶から直接ラッパ飲みをした。
焼酎とビールのチャンポンは翌日の朝、キツイかな。頭の隅でそんな声が聞こえたと思うと同時に、彼女の声が上から降りてきた。
「おまたせ」
俺は煙草に火を点けた。紫煙を目で追う、紫煙は彼女のいる方向に流れた。
テーブルとソファー状のシートとの間に彼女が身体を横にして滑り込む瞬間、彼女の身体のラインがくっきりとみえた。マタニティのようなドレスを着た彼女の腹は命を宿しているように思えた。そんな俺の視線に気づいたのか彼女は席につくなりこう言った。
「ニンシン、お腹に赤ちゃんがいるの」
たぶん本当。べろんべろんに酔った頭がそう云っていた。
「あなたの旦那さんは幸せ者だね。あ、煙草の煙は身体にまずいね。ごめん、ごめん」
俺は点けたばかりの煙草を灰皿でもみ消した。
- 103 名前:とまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/07/14(火) 02:38:10
- 彼女は笑いながら、「うそ」 と言った。
俺は彼女の、「嘘」 というコトバにだまされることにした。セブンスターの箱から一本抜き、新たに火を点け、これでもかというくらい深く吸い込み、肺から臭い煙を彼女の横顔に吹きつけ、ウソツキと言ってやった。
彼女はよほど腹に据えかねたのか、会話の脈絡を無視してこんなことを言い出した。
「あなたのことはスキ」
唐突になにを言い出すのか、俺は目の前にいる彼女とは初対面なはずだし、スキは英語でlikeだな。などとぼんやり考えていた。
ん? もしかして、タガログ語と日本語とのダブル・ミーニング使ってる? 俺は恐る恐る探りをいれる。
「好きは英語でlikeだよね」
「エイゴじゃない」
「ダカログか?」
「うん(ハート)」
タガログ語でスキは顧客を意味した。あなたのことはただの顧客と彼女は俺に言ったにすぎなかった。客だから、お店のなかでは煙草のケムリを顔に吹きつけられても我慢する。と言いたかったのだろう。
彼女は追い討ちをかけてきた。
「そば好き?」
「今の好きは日本語かな?」
「コレハ日本語のすき」
「蕎麦は好きだよ」
「ワタシも好き。イチバン好きなのは鴨南蛮」
- 104 名前:とまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/07/14(火) 03:37:26
- **
じっとしていても汗が額を伝う。伝次郎は親分の思いつきにふりまわされ、南国の楽園とうたわれるアダプタ王国の国際空港に降り立っていた。
荷物を受けとり空港の建物を一歩でると、体内に貯まっていた水分が一気に汗となり噴き出てきた。黄色に塗装されたタクシーの列が伝次郎の目にとまった。
先頭のタクシーのドアが開き、でっぷりと太った運転手の男がアロハシャツの裾をなびかせ伝次郎に向かって真っ直ぐに走ってくる。その姿は突進する猪(いのしし)か犀(サイ)を思わせた。スーツケースを握る伝次郎の指に力がはいる。
- 105 名前:とまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/07/14(火) 03:39:00
- でっぷり太った身体、櫛をも跳ね返すと思われるちぢれた黒髪、こんがり焼けた肌。伝次郎の瞳に映る運転手の風体はどこからどうみても現地人としか見えなかった。
「旦那、どこまで行きます?」
風体に反して流暢な日本語が聞こえてきた。伝次郎の頭に一瞬、?マークが点灯するが、これまた、剽軽者の条件反射とばかりに、口が勝手に動き出す。機内で一生懸命に暗記したホテル名を誇らしげに告げた。
「おう。サンタクルス通りのアラパマ・ホテル」
つい、素直な少年のように答えてしまってから、しまった、と思い直すところが、やくざとして出世できない原因でもあった。
- 106 名前:とまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/07/14(火) 03:46:38
- タクシーはアダプタ王国の中心部に向かい滑りだした。首を傾け窓の外をぼんやりと眺めている。ハイウェーの両脇に点々と緑豊かな葉をつけた樹木は目にとまる間もなく流れていく。それが椰子なのか珊瑚樹なのか伝次郎には関係のないことだった。
『人口三十万人、首都セントコまで一時間弱だっけ』 伝次郎は頭の中で旅行ガイドのページをめくっていた。
小型端末のタッチパネルをいじりながら会話の糸口をたぐり寄せるために運転手は思案していた。運転席に装備された小型端末はアイフォーン(iPhone=Apple社製)並の通信性能を備えた小型パソコンだった。
「旦那、みたところ観光ではありませんね」
「そんなこと、あんたに関係ねえだろ。そんなことより、なんで日本語ぺらぺらなんだ?」
伝次郎の粗野な言葉づかいに運転手は怒ることも怯むこともなかった。むしろ、滅多にない機会を逃さないといわんばかりに運転手は滑らかな日本語を口にする。
「私の祖父は日本人です。祖父は孫の私に日本語を教えてくれました」
「祖父って、じいさんのことか? いくつよ? まだ生きてるのか?」
教養のない伝次郎でも祖父という言葉の意味をもちろん理解していた。
話の接ぎ穂をいれることで運転手の人となりを伝次郎なりに知ろうとしていたのだ。教養よりも、生きていくための知恵を誰に教わるでもなく身につけていた。その点で言えば、賢いのか、馬鹿なのか当の本人にもわかってはいなかった。
- 107 名前:とまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/07/14(火) 03:51:39
- 「はい、祖父は私のおじいさんのことです。祖父は日本帝國陸軍の諜報員として戦争をしに日本から、このアダプタ王国に来ました。そして終戦後もアダプタ王国に残り国家のために働きました。九十二歳で今も元気に暮らしています」
伝次郎は地名や地理を覚えるのが苦手だった。
「戦争って? 日本とア、ァ、アタフタ王国が戦ったってことか?」
アダプタ王国という国名が、でてこない自分の頭の悪さに腹をたて、あたふたしながらもそれらしき会話の体裁を整えられたことに胸をなでおろした。
「いえ、日本とアメリカが戦っている時にアダプタ王国は中立の立場でありました。王様は日本贔屓なもので、どちらかといいますと心情的には日本寄りだったと祖父から聞いています」
「あんたのじいさんは、王様の意見も聴ける立場なんか?」
「はい。王様のお側近くに仕えています」
「ほう、あんたのじいさんは凄いんだな。九十二歳だとさすがにご隠居か?」
与太話と頭から信じない伝次郎だが、運転手の標準語が耳から入る度にその疑念も薄れてくる。その流暢な日本語に東京の乗り合いタクシーの中ではと錯覚するほどだった。
- 108 名前:とまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/07/14(火) 03:59:23
- 「楽隠居どころか、今でも現役です。孫の私に思いつきで無理難題を命令してきます」
運転席から肉づきのよい横腹がこぼれるようにしてはみ出ている様を斜め後部の座席からぼんやり目にし伝次郎は運転手の『思いつき』という言葉に力強く頷いた後、誰にいうともなくつぶやいた。
「どこの国でも若衆は大変だな」
いまごろ日本の邸宅でかき氷でも頬張っているであろう親分の甚平姿を思い浮かべてしまい、打ち消すように激しく首を振った。
この暢気な性格を持ったやくざ者は国籍を問わず人から愛される天性の授かり物のおかげで渡世を生き残ることができていた。臭覚の鋭いやくざは初めから胡散臭いと思われるタクシーには乗らないものである。
車窓を流れる景色はいつしか、南国の緑葉にまじり高層ビルがちらほらと散見されるようになり、中心部へと近づいたことをしらせていた。
運転手は咳払いをひとつした後に、声の調子を改めた。
「涌井伝次郎様、実は私どもは、あなた様が入国した時点で、ある機関から連絡を受けておりました。こういう形で接触したのも、あなた様の身の安全をおもんぱかってのことです」
小型パソコンの8インチ画面に、伝次郎の履歴が事細かにアダプタ語で映し出されていた。もちろん伝次郎に、その文字が読めるはずもなかった。
- 109 名前:とまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/07/15(水) 01:39:33
- *
翌日、ホテル内の1階にあるラウンジで俺は朝食をとっていた。
昨夜は彼女の店であれだけ飲んだのに頭は痛くなく、むしろ爽快な気分で目覚めた。どうやってホテルの部屋まで戻ったのか覚えていない。とにかく目覚めてすぐに腹がへっていることに気づいた。
モーニングプレートと名付けられたそれは、大きな平皿にスクランブル・エッグがたっぷり盛られ新鮮な卵の焼けた匂いが食欲をそそった。和風ドレッシングのかかったフレッシュ・レタスがスクランブル・エッグに負けず劣らずたっぷりついていた。
つけ合わせにしては十分すぎるほどの量にも感じた。
小さな皿には厚切りのトースト、ストロベリージャム、バター。カップコーヒーと一杯のグラス・オレンジジュース。広いテーブルにそれらを並べ、窓から注ぐ陽光を浴びながらゆっくりと食べる。
トーストをひとくち囓っては窓からの景色を眺め、ラウンジに流れるジャズに耳を傾ける。
山間の冷えた空気は空調を通して適温にされラウンジとはいわずホテル内すべてに行き渡っていることがわかった。新鮮な空気は俺をのびやかな気分にさせてくれた。
一泊二日の小旅行のつもりで箱根にあるこのホテルに来たのだが、すでに一週間の滞在になってしまっていた。ホテルの中庭に遊びにくる猫とも仲良くなった。
一日の大半を俺はホテルのラウンジで過ごしていた。大概は椅子に座り本を読んでいた。
昨夜はなぜか酒が欲しくなって、初めて彼女のいる店へ行ったのだった。もっとも酒を飲ませる店といっても繁華街に出るわけではなくホテル内にあるのだが。彼女の店はホテルの地下1階にあった。そして俺は13年振りに女のいる店で酒を飲んだ。
- 110 名前:とまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/07/15(水) 02:19:51
- ラウンジに配されている白いテーブルの高さはきっかり63cm、天板を支える脚は1本。
椅子の高さはきっかり40cm俺は暇にまかせて計測したことがあった。
見上げるほど高い天井に吊り下がるシャンデリアに興味はない。ホテルに遊びにくる三毛猫だってシャンデリアにじゃれついたりはしない。
『テーブルと椅子の高さを俺はいつ測ったのだろう?』
このホテルに滞在するようになってからというものの時間の感覚、日にちの感覚がどうもズレてきていた。思考の流れに自分自身で杭を打ってしまったような気がした。
それは水が高いほうから低いほうに流れる自然な流れに一本の杭を川の中央に打ち付けてしまった感覚に似ていた。杭は疑問として水流にあらがう。杭のような疑問は俺の頭の隅に沈殿し残るのだった。
まあ、いいか。俺はそう思い直してもう一度測ってみることにした。
10本の指を大きくひらいて目の前に扇のようにしてみる。親指から小指までめいっぱいひらくと20.5cmある。左はすこし短くて20.0cmだ。床に膝をついてテーブルの下に潜る。
小指をテーブルの脚にあてがう。尺取り虫みたいに何度も脚のうえを這った。間違いなかった。60と3cm。3cmは正確に言うとあてずっぽうな勘なのだが。
軽くブルージーンズの膝を叩いて椅子に腰をおろす。椅子の計測は今度機会があったらでいいやという気分になっていた。その機会は永遠にないような気もした。
床にはペルシャ絨毯の代表的な紋様でゴンバッド・デザインに似せた図柄の絨毯がひかれていた。その絨毯は雑音を吸い取ってくれる。貧乏揺すりやせわしない靴音など俺にとって有害な雑音でしかなかった。
- 111 名前:とまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/07/15(水) 02:40:20
- このホテルの地下2階に美容院と床屋があるのは知っていた。地下の階層はいくつあるのかは知らない。地上7階だということは薄々わかっている。要するにホテルの全容を俺は把握していなかった。
毎朝ラウンジの新聞スタンドに十数種類の新聞が置かれている。刷られたばかりのインクの匂いと折り目のない真っ新な新聞ばかりだ。英字新聞も二種ある。New York TimesとThe Washington Post。
女性宿泊客に美容院、男性宿泊客に床屋を用意してあるほどなのだから、新聞の品揃えもそれに習ってのことだろう。
俺の居るテーブルから左側、テーブルを一つあけてその向こうのテーブルに少女と少女の父親らしき男性の二人連れが食事をしていた。
テーブル一つとテーブルに付随する空間を一つ挿んだ形になる。
テーブルとテーブルの距離は贅沢にスペースがとってある。会話などよほど聞き耳をたたていないと聞き取れなかった。
- 112 名前:とまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/07/15(水) 03:52:25
- 少女の年齢は6歳くらいだろうか。蛙のキャラクターが描かれたTシャツを着ていた。ピンクのスカートからすらりと伸びた両脚の先に運動靴が見え隠れしていた。髪は真ん中で分けおさげにして二つに結んでいた。その髪型は丸顔の少女に似合っているように思えた。
父親らしき男性は30歳代前半にみてとれる。淡い黄色のポロシャツに薄茶色のハーフパンツを身につけていた。
少女は対面に座る父親らしき男性に、さきほどから身ぶり手ぶりを交えしきりに話かけている。
男性は少女の話にときおり小さくうなずく。少女はその小さなうなずきを確認してまた続きを話す。男性はうつむきグラタン皿の中身をスプーンでつつきながら少女の話に耳を傾けている。
ときおりグラタン皿から顔をあげ少女の指の先をみつめ身ぶりと話の内容を頭のなかで一致させているようだった。男性が顔をあげ何かを考えているあいだ少女は黙って待っている。
男性の理解が及んだと思われる頃合いを測って少女は話の続きを始めた。それはまるで少女が父親らしき男性に気を遣っているようにもみえた。
俺は少し部屋に戻って休もうと考えた。トーストの最後のひとかけらをくちに放り込み、コーヒーで胃に押し込んだ。ガーリックトーストにしておけばよかったと、いまさらながら思った。
紙ナプキンでくちを拭い席を立った。少女と父親らしき男性の居るテーブルの脇を通りエレベーターホールへと向かおうとしたその時、少女が俺に話しかけてきたのだった。
「昨夜はゆっくりお休みになられましたか? 影見のおじ様。」
- 113 名前:とまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/07/15(水) 03:55:07
- 少女と父親らしき男性のいるテーブル横で俺は突っ立ちながら、一瞬、まわりを見渡してしまった。まさか少女が俺に話しかけてくるとは思ってもいなかったからだ。数十秒、いや一分だろうか俺は少女の顔をまじまじと眺めていた。ようやく喉からコトバが出た。
「カゲミのおじ様?」
「そうよ。夢の影を見続けることが、あなたの仕事ですわ」
「ユメノカゲ? シゴト?」
- 114 名前:とまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/07/15(水) 04:47:08
- 「影見は重要な仕事で適性が備わっていない者が影見をすることはできませんの。この街で影見ができるのは唯一おじ様だけなの」
少女はホテルのことを、『この街』と呼んだ。
「カゲミって職種のこと?」
「ええ。あちらでは職種と言うらしいですわね。でもここでは影見は影見よ。それ以上でもなくそれ以下でもないのですわ」
「アチラでは?」
もう、わけがわからなかった。俺は一泊二日で箱根に来て、少し滞在が伸びただけだぞ。
「ええ、そうよ。あちら、と、こちら。その証拠に、おじ様には影がないでしょう」
大きな窓からラウンジに注ぐ陽光が少女のコトバを証明していた。俺は自身の影を確かめて息を飲んだ。
「影見になる人は夢を持ってはいけませんの。他人がみる夢の影だけを見続けるの」
- 115 名前:とまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/07/15(水) 04:55:10
- **
煉瓦をあしらった渋い色遣いの瀟洒な三階建ての家が東京の郊外にあった。古い型のジャガーが重厚な門扉をくぐると、赤外線センサーはすぐさま反応して車庫のシャッターが確かな音を立てゆっくりと上へあがっていく。
濃緑のジャガーは朝陽を背に音もなく車庫へと滑り込んだ。隣には銀のメルセデスと黒のロールスロイスが並べられていた。ジャガーから二人の男が降り立ち屋敷の内へと消えた。
赤いジャージの上下を着た坊主頭の若者は竹箒を持つ手を休め車庫の方角を眺めている。その眼差しは三台の高級車に注がれていた。門扉から車庫まで五十メートルほどあった。その距離はクラッシックカーの美しい曲線が描くフォルムを十分に堪能できる距離でもあった。
しっかりと瞳に焼きつけ、邸内の裏手へと若者は歩きはじめた。二日に一度の餌やり仕事をしなければならなかった。二頭のシェパードが腹をすかせ待っている。
早朝、近所の鶏卵業者から譲り受けた鶏は麻袋の中でぐったりとしていた。若者は無造作に二羽の鶏を両手にぶら下げると犬小屋へと向かった。血のしたたる新鮮な鶏を羽もむしらずに獣達に投げ与えた。
獰猛な低い唸りと、犬歯で骨を砕く、ごりっという音が聞こえた。いまでは慣れてしまい若者はなんとも思わなかった。
- 116 名前:とまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/07/15(水) 05:36:36
- 二階を見上げると、大きく厚い嵌め込みガラスは東から差す光を受けきらきらと輝いていた。 若者は朝の仕事を終えた報告をするために、屋敷の二階へと急いだ。
二階は食堂兼リビングとして使われていた。食卓には屋敷の主である藤堂と、藤堂の右腕とも懐刀とも言われている花房が真剣な表情で話をしている。
藤堂五十二歳、花房は二つ年かさの五十四歳。両人共、辺りを威圧する何かを身体の内から発していた。若者は報告を後回しにして、会話の邪魔にならないよう側に控えた。
話も一段落し、花房は意を決して、それとなく藤堂の心中に探りを入れた。
「伝の奴、右も左もわからない異国で四苦八苦してないでしょうか?」
伝次郎を今回の仕事に推挙したのは、当の花房本人だった。伝次郎に機転の利く適当な若衆をひとり付け、二人一組で海外に飛ばす腹づもりでいたのだが、藤堂の鶴の一声で伝次郎ひとりの海外赴任となってしまったのだ。
花房は伝次郎の身を案じ、それとなく藤堂の考えを尋ねるつもりでいた。
「おう。おう。伝次郎か、これには考えがあってな。ひとつ、着替えてから、ゆるりと話をしようと思うとる」
そう言うと、藤堂は別室へと着替えのため席を立った。若者は藤堂の後に従う。しばらくすると、甚兵衛姿の軽装で藤堂がリビングに戻って来た。藤堂は若者に、かき氷を二つ持ってくるよう指示をした。
- 117 名前:とまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/07/15(水) 22:12:03
- 「まあ、おまえも知っての通り、乳飲み子の伝次郎はわしの家の門前に捨てられていた。わしとおまえとで引き取って育てたのだから、いうてみれば息子同然だ。よう組に仕えてくれとる。
子供の頃から番犬の世話もようやってくれていた。そのころの犬達も死んじまったが、今は信次が新しくきた犬の世話をやっとるがな。
伝次郎は子供の頃から、鶏業者に餌をもらいに走っておった関係であいつは、ああみえても鶏博士に知らず知らずのうちになっとる。やきとり事業にうってつけの人材だと思うとる」
花房はそのことについてはすでに承知していた。一番訊きたいことは別にある。辛抱強く藤堂の話を聞く立場なのだが、我慢ならず口を開いた。
「伝の奴も異国でなにかと不自由すると思います。手足となる若衆のひとりも……」
そこへ、若者である信次が、かき氷を盆に載せてもってきた。藤堂は信次から、氷の盛られた器を受け取る。
「器だ。男の器量。伝次郎は独りでも異国で道を開く、花房、おまえも知っての通り、伝次郎はおっちょこちょいな男だが、愛嬌がある。任侠の器より商才の器を、わしは見てみたい。アダプタ王国でみごと、やきとり事業を成功させる伝次郎の姿を見てみたい」
花房は親分の言葉が本心なのか、それとも別にあるのか推し量っていた。
「親父さんの慧眼に恐れ入ります」
「うむ。ところでな、花房、先日のアダプタの鉄火場でな、一千万円いかれてなあ。トイチの世話になった。なんとか、都合つかんか?」
- 118 名前:とまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/07/15(水) 22:29:47
- 伝次郎がアダプタ送りになる前の話だった。藤堂は伝次郎を筆頭に若衆数人を引き連れて、南国のラスベガスと名高い、カジノ・アダプタという国営ギャンブル場へと遊びに出かけていた。
カジノ・アダプタで一千万円を藤堂が負け、現地のトイチという(十日に一割の利率なのでトイチと呼ばれている)高利貸しに支払いを肩代わりしてもらっていたということを花房は知らされていなかった。
「銭の都合は大丈夫だと思います」
事実、一千万円なら、数時間もあれば現金で用意することができた。
「うむ、海外送金になるな。段取りは若頭補佐の小島と相談して進めい」
伝次郎同様に花房も親分である藤堂に振り回されていた。
「それとな。花房、向こうに別宅を買った。定期的に博打をするのにも別宅があったほうが便利だろう」
花房も、さすがに別宅の件には驚いた。伝次郎が任された、やきとり事業はアダプタ王国で親分がギャンブルを楽しむための資金調達事業になるのか? 若衆を伝次郎につけてやることを拒んだのもその辺に理由があるのではと花房は思った。
暢気な性格の伝次郎だから勤まる仕事と睨んでの人事だ。跳ねっ返りの血気盛んな若衆なら腐って組の目が届かない異国の地で何をしでかすかわからない。その点、伝次郎なら安心だった。
いちごシロップのかかった氷の山をスプーンで丁寧に崩す甚平姿の藤堂は、まるで子供がいたずらに成功したような満足感に浸った姿だった。少なくとも花房の瞳にはそう映った。
「へっ、へくしょん! 冷房の効きすぎじゃねえか?」
「伝次郎様、ここは南国アダプタ王国の宮殿です。あなた様の、お身体に冷房の温度を合わせていないのです。すべて、王様にお合わせしています」
宮殿内の控え室に通された伝次郎は何が何だか、わからないまま事の成り行きに身をまかせていた。詳しい理由はこれから説明があるということだけ伝えられていた。アダプタ宮殿に着くまで、運転手の鄭重な扱いに、とりあえず身の危険はないということだけ感じとっていた。
- 119 名前:とまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/07/15(水) 22:46:07
- 「ところで、あなた様の今後のことなのですが……」
「ちょ、ちょっと待ってくれ。飛行機を降りてから、飲まず食わずで喉が乾いてしようがねえ、何か飲ませてくれ。話はそれからだ」
「すみません。気がつきませんでした。紅茶でよろしいければ、すぐに運ぶよう申しつけます」
「おう、温かいやつ頼む、頼みついでに紅茶を飲み終えたら、俺をここから出してくれ」
「それは、なりません」
額に玉の汗を浮かべた運転手はハンカチを取り出し拭う。アロハシャツの襟もとにつけられたマイクロホンにむかい小声で紅茶とフラッペ(アダプタ国の氷菓子)を運ぶように指示を出した。
「なんだい、服の襟についているカナブンの親分みたいなやつに、しゃべると紅茶が運ばれてくるのかい」
襟元のカナブンに似た機械から身辺警護をする者の匂いを伝次郎は感じとっていた。
「アダプタ王国は、電子立国でもあります。インターネット通信のインフラ率は世界第二位です。このマイクロフォンを通じて宮殿内の警備やその他、雑多な指示を行います」
「なんだ、ボディーガードみてえだな」
やくざ者にとって親分の身辺警護は仕事のひとつであり、三下時代から身体にたたき込まれていた。もっとも業界では、難しい漢字は敬遠されボディーガードと呼ばれていた。言わば、やくざのお家芸のひとつなのだ。
ここにきてはじめて背後関係の複雑さに気づきだした。やくざとしてはどうなのかというくらい鈍かった。伝次郎はタクシーの中で身の安全をおもんぱかってと言われていたが、おもんばかっての意味がわからなかったので聞き流していたのだ。
運転手はイヤーホンに軽くうなずく。胸元のカナブンに向かいアダプタ語で二言、三言交わす。
「すみません。ちょっと急を要する話が持ち上がり、上司に呼び出されました。用件が終わり次第にすぐ戻ります」
運転手は申し訳なさそうに席を外す旨を伝次郎に告げた。
「ああ、いいよ。紅茶でも飲んでのんびりしているよ」
伝次郎は隙をみつけ、この場から逃げるか、それとも、運転手の背後にいる奴らの真意を確かめるか。紅茶を飲んでから決めることにした。
- 120 名前:とまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/07/18(土) 05:45:05
- *
少女は小さな声で、自分の名はチュウシンだと言った。どのような字をあてるのかわからないが、おそらく漢字で、中心ではないかと俺は思った。たんなる勘に過ぎないのだが。忠心よりも中心のほうが今の俺の心情にすっぽりとおさまる気がした。
「おじ様、この街でわからないことがあったらキリトに訊いてくださいね。今後はキリトが、おじ様のお世話をいたしますわ」
「きりと?」
「ええ。キリトですわ。彼のほうからおじ様に近づき名乗りますから、おじ様はキリトという名前を忘れさえしなければ何も心配なさらなくても大丈夫ですの」
「それは、どうも。そろそろ部屋に戻って休みたいのだけど」
俺はめんどくさくなり少女に話を合わせるフリをしながら部屋に戻りたいことを告げた。
なにが、きりとだ。この街だ。影見だ。さっぱりわけがわからない。かといって少女に嫌悪感を抱いてイライラしたわけではない。
同じ空間に存在していても、関わりをもたなければ俺にとって存在しないのと一緒だった。しかし、俺は自ら関わりを求め、そして同一空間に存在することを確定するためにチュウシンの父親らしき男性に軽く会釈をした。
このホテルは変わっていた。いや、チュウシンの言葉を借りれば、この街だった。この街に否応なく俺という存在が飲み込まれていくことを感じながら、ゆっくりと確かな足取りでエレベーターホールへと向かった。
4基のエレベーターが並んでいる。エレベーターの扉は色わけされていた。左から静かな水色、燃えるような赤色、やわらかな光に包まれた銀色、直視できないぐらいの光を放つ黄金色の扉が一番右にあった。
俺は一番左の水色をした箱に乗る。チェックインのときに受付の女性にそう言われているからそうしているだけなのだが、なぜか他の色をした箱に乗ってはいけない気がした。
- 121 名前:とまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/07/19(日) 06:01:23
- 音もなく扉が開き、俺はするりと箱のなかに身を移した。なかはがらんとして誰も乗っていなかった。開閉ボタンを操作することもなく扉は閉まった。
箱のなかは扉と同じく水色の塗料が反射する光で満たされていた。箱の内壁を指の先でなぞるとつるりと滑った感触がした。
天井にある照明から白色のおだやかな光が箱のなかに降り注いでいるが、それは天井を仰いでみたときに白色と気づくのであって四辺の壁は厳然として水色だった。
俺の中では静かな水色と便宜的に名づけていた。
その日の気分で深い海の底に横たわる水色だったり、晴れた秋の日の高い空の色であったり、絵の具を水で溶いた色であったりした。物質的な壁の色が変わるというわけではなく、受け止める側である俺がそう感じるというだけの話なのだ。
実際は水色をした普通の塗料なのだと思う。
操作パネルには地下16階までボタンがあり、きちんと▽1Bから▽16Bまで明記されていた。地上階のボタンは△1Fと△2Fのふたつまでは数字が記されているが、3Fから7Fに相当するボタンは空白になっていた。
ホテルは7階まであるのだろうと推測はできたが、実際に2Fから上の階に行ったことはなかった。はたしてこの水色の箱で3Fにいけるのかどうかも疑問なのだが。
俺は操作パネルの△2Fと記されたボタンを押した。
上昇しているという感覚が数秒あり、箱はぴたりと動きを止めた。音もなく扉が開く。
- 122 名前:とまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/07/19(日) 06:20:16
- 目の前はありきたりな廊下だった。俺がエレベーターの箱を出ると再び音もなく水色の扉は閉じた。
エレベーターを降りてから俺の部屋まではかなり歩かなければならなかったが、さいわいなことに落ち着いた色合いの毛並みで出来た絨毯が敷かれていて、しかも歩きやすく少々な距離を歩いても苦にならなかった。
部屋の番号は20202号室で、下から読んでも上から読んでも20202と大変に覚えやすかった。とにかくエレベーターを降りて廊下を右にまっすぐ進めばよいので、迷う気遣いはひとつもなかった。
ただ、エレベーターを降りてから部屋まで500mの距離を歩くことを除けば普通のホテルとなんら変わりはなかった。
- 123 名前:とまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/07/23(木) 06:23:24
- 長い廊下を歩き目につくものといえば、部屋番号を示す金属プレートだった。廊下に窓はなく金メッキを施された金属プレートは人工の明かりを反射して鈍く光を放っている。金メッキに黒でアラビア数字が打刻されたプレートが各部屋のドアに貼り付けられていた。
自然な木目を活かした一枚板で出来たドアは肌に触れたときのやさしいぬくもりの中に他者を寄せ付けない威厳ある年輪が刻まれていた。まるで重役室かなにかと間違うような造りだった。
ドアノブもやはり金メッキが施され、ノブの下にある差込口にカードを差し込むとロックが解除される仕組みになっていた。
- 124 名前:とまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/07/24(金) 06:03:18
- 磁気を読み取った差込口は、かちゃ、と、ちいさくそれでいて確かな音でロックを解いた。ノブに手をかけドアを引きいつものように部屋の中へと入った。半歩ほど部屋の中に入ってすぐ異変に気づいた。
部屋の中央に置かれているソファーセットに詰襟を着た青年が腰を掛けていた。
「失礼、部屋を間違えました」
あとずさりをして、身体を廊下へと戻してからドアを閉めた。一呼吸いれ、カードと部屋番号を示す金属プレートを交互に見比べてみたが、間違いではなかった。
侵入者の退去を求めようと俺は再びドアをあけた。すると部屋の中央に置かれたソファーから、侵入者の第一声がやわらかな風のように流れてきた。
「遅いよ。おっさん」
声質はまぎれもなく女性のものであり、声音に刺は感じられなかった。とは言うものの、見ず知らずの侵入者に、おっさん呼ばわりされるのもあまり気分のよいものではない。
侵入者は腰かけていたソファーから立ち上がり、こちらに向かってくる。俺は注意深く頭から足のつま先まで観察した。
髪は黒のショートカット、身長は165cmくらい。二重のくりっとよく動きそうな黒い瞳、目鼻立ちがくっきりとして気の強そうな感じを受けた。
詰襟ををよくみると学生服ではなく、モスグリーンの人民服だった。ベトナム服というのだろうか。部屋に差し込む光の加減でモスグリーンが黒にみえ、それで学生服と勘違いしてしまったのだ。
晒(さらし)の布かなにかで胸を押さえてはいるのだろうが、あきらかにふくらみを隠しきれていなかった。
部屋の不法侵入を咎めるよりも先に俺は疑問を投げかけた。
「あなた女性でしょう?」
否定も肯定もしない代わりに侵入者はこう言った。いや、告げたと言ったほうがいいだろう。それは否応もなく命令に近いものだと思った。
「名はキリト。よろしくな。おっさん。荷物まとめな。部屋を移るよ」
- 125 名前:とまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/08/24(月) 09:51:21
-
- 126 名前:とまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/08/24(月) 09:58:50
- 無理、止まった。>>117このあたり書いてときに頭の中で
おいおいそっちの路線に走って大丈夫?
警報が鳴り響いていたのにもかまわず突っ走った:結果、みごとに止まった。
- 127 名前:とまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/08/24(月) 10:17:35
- 別物として一から書き直す。
- 128 名前:とまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/08/24(月) 10:42:37
- こんなことはちらしの裏でやれ
という指摘はあるかもしれない
俺の書くものなんてその程度のものだから。
- 129 名前:とまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/08/24(月) 11:00:09
- まったく別物の話を同時平行で進めて、複雑に二つの話が絡みながら
それでいて最後にどんぴしゃに収まる。そんな話に挑戦した、しかし、力量不足。
- 130 名前:とまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/08/24(月) 12:07:33
- 別な話を同時に書いて、どちらか一方の話が止まると双方、止まってしまう。
まったく別物という意識で書いていたのが原因かな。
そうなると意識レベルから、根本的に間違っているということになるのか。な。
- 131 名前:とまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/08/24(月) 12:10:44
- まったく別物という言い方は語弊があるな。
ストーリーは別物だが、登場人物の無意識、意識の部分で絡ませたかった。
- 132 名前:とまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/08/24(月) 12:13:53
- >そうなると意識レベルから、根本的に間違っているということになるのか。な。
書くことにおいての筆者の意識レベルね。
- 133 名前:とまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/08/24(月) 12:15:56
- ようするに、まったく別物の話だけど一本の話なんだ。
ということを強く意識しながら書かなくては。ということ。
- 134 名前:とまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/08/24(月) 12:27:45
- >まったく別物という意識で書いていたのが原因かな。
うーん。やっぱり一人称で統一すべきだった。
- 135 名前:とまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/08/24(月) 22:16:41
- 勉強不足を痛切に感じる。俺だめだ。
- 136 名前:とまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/08/24(月) 22:50:56
- 目の前を流れることば
手をのばす
つかまえた曖昧なことばを
空へと逃す
朝と夜のあいだに
空へと離す
- 137 名前:とまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/08/24(月) 23:03:30
- 朝と夜のあいだに
単なる昼だ。
夜と朝のあいだ
集中力のなさを痛切に感じる。俺
だめだとは言わない腐ってる。
- 138 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/08/24(月) 23:04:24
- よろしく。
- 139 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/08/25(火) 06:03:33
- おはよ
一秒二秒と 時間(とき)が降る
そっと手のひらでうけてみた
悲しみもよろこびも
手のひらは知っている
ぎゅっと握れば ほら思い出に
一秒二秒と 時間(とき)が降る
けっしてとぎれることもなく
- 140 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/08/25(火) 06:14:10
- 手が滑ってる。筆が汚れていることを自覚しろ。俺。
破れたわら半紙に文字は綴れない。
だめなんだよ。綺麗ぶったものを書いてたのでは。俺には翼がないのだから。
- 141 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/08/25(火) 06:26:50
- 破れた半紙を拾いあつめ、テープを貼ってつなぎ合わせ
毛の抜けたぼろぼろの毛筆と角の欠けた硯。
三センチにちびたえんぴつが転がっているだろう。拾ってこいよ。俺。
先の丸くなった、えんぴつを握る勇気もないくせして。
- 142 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/08/25(火) 10:38:16
- 危機感。書けない。
- 143 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/08/25(火) 10:39:47
- 過去のやつひっぱりだして直す。
- 144 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/08/25(火) 10:57:28
- *
「ヒロちゃん、ありがとね」
ちぃちゃんはいつもそう言い、白いハイエースの助手席から降りていく。
夜中の一時過ぎに見る、ちぃちゃん家は灯りが落とされ寝静まっている。
トタン張りの長屋に崩れ落ちそうな瓦、玄関先にはダンボールやら、板の
切れ端やら、畳などが無造作に置かれていた。
私の視線の先にある板切れと、私の顔を交互に見て、ちぃちゃんは
言い訳するように、又、誰かを庇うように俯き言った。
「お父ちゃん、大工だから」
私は何も言えず、何度も、何度も頷いた。おそらく、ちぃちゃんのお父さんは
手間大工で最近は仕事が無いのだろう。ちぃちゃんの声音でそんな事が
判ってしまい言葉を継ぐことが出来なかった。
「お疲れさま」
私は心を込めて言う。
助手席から外の闇へと身を滑らし、ちぃちゃんはバイバイと私に手を振る。
先程まで男に抱かれていた小さな身体は夜の闇にまぎれ、とぼとぼと玄関
まで歩いていく。ちぃちゃんの後姿をフォグランプの仄かな光の中で確認して
から、私は送迎用の白いハイエースのハンドルを握り直し、庭先でUターンを
してから店へと向かう。
帰路の閑散とした深夜の交差点に酔客がうずくまり道路の端で嘔吐して
いる。見慣れた風景に心は動かず、ただフロントガラス越しに流れ去るだけ
だった。街路灯の青白い光の点が規則正しく過ぎ去ってゆく中、今日あった
店での出来事を思い出していた。
- 145 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/08/25(火) 11:18:25
- 壁に取り付けられたブラックライトの蒼い光の中に浮かぶ、ちぃちゃんの
白い肌が、ビニールレザーで出来た安っぽい横長ソファーの上で僅かに紅く
上気していた。アラベスクのヒットナンバーやアバのダンスミュージックが必要
以上に大きく響くなか、ちぃちゃんは客に抱かれていた。
私が客の求めに応じ、ビールをテーブルに持って行く際、ちぃちゃんは客の
体に隠れるようにし、小さな手で乳房を隠した。黒く肩まで垂れた長い髪が
乱れ、チャイナドレスの裾は捲くれ上がっている。愛らしい目元は伏せられ、
早くテーブルの前から去ってくれと私に無言で訴えていた。私は床に片膝を
つき低い姿勢で客に対し失礼のないよう、一言残しテーブルを後にしようと
した。
「ごゆっくりどうぞ」
立ち上がりかけた時、ほろ酔い気分の客から声を掛けられた。
「あんちゃん、延長なんぼ?」
「はい、延長料金は四十五分で八千円となっております」
「ほな、延長するわ」
「ご指名のほうはどのようになさいますか?」
「この子でええよ」
「指名料としてプラス三千円になりますが、よろしいでしょうか?」
「ええよ」
機嫌の良い答えが返ってきた。私は店長に五番テーブル延長です。
と、報告をしてそのまま店の外に出る。
初夏の夜風は心地よくタバコの煙が、すうっと街に吸い込まれていく。道
行く人々の横顔をピンサロの点滅ネオンが照らしていた。うれしそうな顔、
泣きそうな顔、苦虫を噛み締めた顔、数人で連れ立った若い体育会系の
学生達の楽しそうな顔、すべてが歓楽街の風景だった。
- 146 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/08/25(火) 11:45:58
- 店に帰ると薄暗い店内は一転し、隅々まで蛍光灯の明かりが行き届いて
いて、営業中は見えなかった壁の汚れやソファーの汚れが目に付く。店長は
リスト席で現金をかぞえ終え銀行の貸し金庫バッグに詰めているところだった。
「おう、おつかれさん、俺はこれであがるけど、後よろしくな」
「はい、お疲れ様でした」
五十坪もある広い店内に私は独り残された。静まり返った店内のソファーに
腰を下ろし少しの間、脚を休める。パンパンに腫れたふくらはぎを拳の甲で叩く。
寝床を作る為、腰をあげ横長のソファーを四つ寄せた。背もたれの部分を
互い違いにしてベッドの形にする事で完成だった。ものの三分とかからない。
ボストンバッグひとつ手にした私が、この店に流れつき、今の店長に雇っても
らってから一ヶ月余りが経とうとしていた。店泊にもようやく慣れた。アパートを
借りる金など、もちろん無く店長の温情で閉店後の店に泊まらせてもらうだけ
でもありがたかった。
- 147 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/08/25(火) 12:21:06
- 文学くずれの二十歳そこそこの私を雇ってくれた店長は、稼ぎ頭である女子
社員と同棲していた。その女性は竹を割ったような性格で自分より下の子達
の面倒をよく見ていた。歳は若く二十五歳だったが、周りのお姉さん方も一目
置く存在だった。なんで、こんなに綺麗な人が、このような店で働いているのかと
思う程、際立った存在でもあった。口さがない年上のお姉さん方の風あたりを
ひょいと透かす術を持ち合わせていた。持って生まれついた術なのか、生きる
ために身につけた術なのか私には判断がつかなかった。
姉御肌のその女性は、ちぃちゃんを妹のようにかわいがっていた。少し頭の弱
い、ちぃちゃんはそのような庇護がなければ店で、いじめられたであろう事は想像
に易かった。私より一つ年下の、ちぃちゃんは弱い存在であったが、人から愛さ
れる存在でもあった。私はそんな事を考えつつソファーの即席簡易ベッドのうえで
折り畳んだタオルケットを枕に眠りの淵へと誘われ落ちていった。
- 148 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/08/25(火) 13:47:10
- *
目が覚めた。枕元に置いてある腕時計を見ると、まだ午前中の十一時のようだ。
蛍光灯のあかりを落とした店内は暗く昼夜の感覚が無くなる。白地に緑色の
字で非常口とある所だけ、ぼわっと明るかった。私は二度寝出来そうにない事を
知り起きることにした。空調とライトのON、OFFを切り替えるスイッチがある配電盤
まで歩き、店内のあかりを灯した。空調の回る音がし、ミラーボールが天井に弱い
光の星を描いた。
溜まっていた洗濯物を厨房の脇にある洗濯機に放り込み、外に出た。強い日差
しが眼に染みる。そういえば、昨夜は何も食べず寝てしまったことを思い出す。
急に腹が鳴った。食堂を探しながら私鉄駅まで歩く事にした。街指定のゴミ袋が
路地裏のそこかしこ一定間隔を保ち置かれ、黒いカラスが一羽、二羽とゴミ袋に
忍び寄っている。小さなスナックの看板はコンセントを抜かれ店の脇に仕舞われて
いた。看板の下に使用済みの割り箸が片方だけ、ぽっんと落ちていた。昼近い
時間の歓楽街は疲れ切った表情を路地裏に滲ませている。人の欲望が通り過ぎ
た後、路地裏は哀しみを吸い、落ちた銭で夜を彩っていた。
私は駅前の小さな食堂に入り、野菜天ぷら定食を頼んだ。Yシャツが一枚欲しく
なり、デパートに寄り買い求めた。デパートの店員は首周りを丁寧に測ってくれ私に
ぴったりの品を選んでくれた。
- 149 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/08/25(火) 14:59:52
- 出勤時間は午後の二時と決まっていた。店内の掃除等、開店前の準備につい
ては女子社員が店に入る夕方五時までに終えれば良い事になっていた。
三時頃から休憩を三十分とることができ、私は休憩時間に仕出し弁当で腹ごしらえ
をすることが多かった。もちろん休憩時間を使って外で用事を済ますこともあった。
外で私用を済ます日は朝食兼昼食抜きになるので、営業中は空腹に悩まされた。
休憩後はホールに掃除機をかけ、便所掃除、厨房のなかを片付けた。つまみは
ホテトチップスなどの乾き物しかなく厨房の用意といっても、これといって何もしなくて
よかった。もっとも、客は飲み食いが目的ではないのだからそれで良い。
私の日課は出勤前に銭湯に行く事だった。真っ昼間の時間帯に銭湯などへ来る
客は近所のじいさんか水商売関係の人間と極道者しかいない。私の通う銭湯に、
ここ数日、毎日顔を合わせる青年がいた。私より一、二歳年下と思われる青年は
水商売関係の人間とは雰囲気が違い、極道者の雰囲気を漂わせていた。細面の
顔に角刈りが似合っていた。別にどうということはないのだが、似たような歳かさなの
で、つい気になってしまうのかもしれない。いやもしかしたら青年の持つアウトロー属性
と私の奥底にある属性が似ているのかもしれない。
青年は背をまっすぐ伸ばし手ぬぐいを几帳面に二つ折りにして太股の上に置き
石鹸を丁寧に擦りつける。彼の一連の動きはよどみなく正確だった。私はその青年
と話をした事がなく、ただ、青年の悲しそうな背を知っているだけだった。真っ直ぐに
伸ばし凛とした青年の背を見ながら数年後に思いを馳せた。おそらく青年の背には
絵が入るだろうと私は思った。
- 150 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/08/25(火) 21:33:30
- 駅前の食堂で腹ごしらえをし、デパートでYシャツを購入した後、銭湯でさっぱりして
から店にはいった。まず初めにタイムカードを押す。それから業務用の大型掃除機を
掃除道具入れから引っ張り出す。休憩後に掃除機をかけるにしても、フロアに掃除
機が形だけでも置いてあれば言い訳になる。たとえ掃除機を現在進行形でかけてい
なくても、何か体を動かし仕事をしているのだなと伝わればいい。伝える相手は店長
であったり、仕出し弁当を運んでくる女であったりした。
厨房に入ると棚からカサカサと何かが動く音がした。小さな茶羽のゴキブリだった。
客用のおしぼりを用意してホールへと持って行く。店長は夕方四時頃に出勤して
くるので私ひとり気楽なものだった。
強い太陽光が入り口のドアあたりから店内に差し込んだ。店内の淀んだ空気が
動いた。
「いつも、お世話になります」
仕出し弁当を持ってくる痩せた女はフロアの奥にいる私に声を掛けながらクリーム
色の清潔なプラスチックの箱を両手で抱え持つようにし、ウェイティングコーナの隅の
床に箱を置いたようだった。大きなクリーム色したプラスチック箱の中には二つだけ、
ぽっんと弁当が入っている。私の分と店長の分だった。仕出し弁当の女は余計な会
話をいっさいせず弁当を置き、空になった昨日の重箱だけを持ち帰る。
「御苦労様でした」
私はいつも決まってこう声を掛ける。仕出し弁当の女は空の重箱を両手に持ち店
を出る時、私に向かってちらっと微笑み軽く会釈をした。
ピンサロ独特の店内の匂い、小便と化粧とが混じったような何とも言えない臭気が
おそらく嫌いなのであろう。昼間働く者と夜の世界に働く者の境界線を引くならば仕出
し弁当の女のように、臭気を受け容れられない者が昼の世界に身を置き、この臭気を
受け容れられる者が夜の世界に身を落とすのかもしれない。
- 151 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/08/25(火) 22:27:59
- *
厨房のなかに入るときは、小さな潜り戸があり腰を屈め頭を下に向けて潜るように
出入りした。二坪程の狭い厨房内は蛍光灯がつけられ営業中の店内では一番に
明るい場所だった。蛍光灯の光が店内に漏れない様な造りにするため、店内と厨房
の間に三坪の小さな物置が設置されていた。もちろん物置の明かりは落とされ薄暗く
なってはいるが、厨房と隣接しているため真っ暗ではなかった。その物置には雑多の
物が置かれていた。片隅に洗濯機、その脇にはビールのケースが積まれ、ビールを
冷やすストッカー、折りたたみの椅子、それと青い大きなゴミ箱があった。店の女の子
は営業中、よくここで息抜きのつもりか化粧を直したりしていた。彼女達が素肌に纏う
衣装は胸元の大きく開いたドレスやランジェリーのような、大胆でセクシーなものが多
かった。みたくなくても厨房で仕事をしていると、彼女達の仕草が目にはってしまう。
そんな私をからかうつもりなのか、私が目のやり場に困ることを知っていながら彼女達
は話かけてくる。
厨房でビールグラスを洗っていると、サンダルの音を鳴らし、ちぃちゃんが入ってきた。
大きなポリ製の青いゴミ箱に頭を突っ込むようにして吐いていた。そのままトイレへと
駆け込んだ。トイレから戻ってきた、ちぃちゃんは消え入りそうな、か細い声で
「ごめんね」
それだけを言い、ブラックライトの蒼い光のもとへと向かった。
- 152 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/08/25(火) 23:05:48
- 天井のミラーボールはゆっくり回転しながら光の星を壁に描いていた。ミラーボール
の反射光に絡まるようスピーカーから大音量のディスコミュージックが店内に降り
注いでいる。
ウェイティングコーナーには誰も居ず、十五人いる店の女の子達は全て客席につい
ていた。店内は活気があり、女の子達は入れ替わり立ち替わりボックス席と席との間
にある狭い通路をサンダルの底で叩き、青いゴミ箱に欲望の果てを捨てに来る。
女の子が新しいおしぼりをバックヤードに取りに来る。その頃、客は席でズボンとパン
ツを膝まで下げ、おしぼりを一枚だけ股間の上に広げられ大事ところを隠し虚脱した
姿をブラックライトのもとに晒している。この光景をみるたびに私は思う。私を含め男と
いうものはどうしょうもないものをぶらさげている生き物なのだ。
私はステンレスのお盆を小脇に抱え、店内を走りまわり客の注文を聞いては飲み物
をテーブルへと運んだ。ホールの隅にある席から、ちぃちゃんの喘いだ声が耳に届く。
背の高いソファー越しに、ちぃちゃんの上半身が見え隠れしていた。客の上に乗り豊か
な白い胸と何かを我慢する切ない表情が揺れていた。上下する身体に長い黒髪が
ふわりと空気を纏い曲線を描く度、横顔が快感に歪むように見えた。愛でもなく恋でも
なく嫉妬でもなかった。ただ、ただ、ちぃちゃんは美しかった。それだけだった。
- 153 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/08/25(火) 23:31:07
-
「ありがとうございました」
深々と頭を下げる店長の姿は女の身体で飯を喰わせてもらっているという自覚か
負い目か何か滲み出るものが客に伝わっていることは確かだった。客はそんな店長
の姿勢を見て安心して遊ぶことが出来るのだろうと思った。丁寧にアイロンを掛けら
れたスラックスは折り目の山が付き、糊の利いた白いYシャツに結び目の大きなネク
タイが歳を表していた。一昔前の水商売に生きる者のスタイルだった。
最後の客を見送り店内の明かりが一斉に点けられた。店長は柏手を打つように
パンッと両手のひらで鳴らし、
「はい、お疲れ」
店内中に響く大きな声で皆を労った。その声は深海のような底のない夜の世界から
それぞれの生活に戻りなさい。と言っているようだった。店長が私の背中を叩き、
「明日、一日休みだ」
月に二回ある貴重な休日は、金、土、日曜日を避け、平日の月曜日になる事が多
かった。女の子達は帰り支度をしていた。自分の車で帰る者、歩いて帰る者、男が車
で迎えにくる者。ちぃちゃんだけが一人、店の送迎を使っていた。
私は送迎用のハイエースを近くの駐車場まで歩いて取りに行った。店の入り口まで
ハイエースまわすと、ちぃちゃんが乗り込んできた。
- 154 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/08/25(火) 23:49:12
- 交差点で信号待ちをしている時、ちぃちゃんの座る助手席越しに商店街のショー・
ウィンドウが目にはいった。大きなガラス・ウィンドウ内の照明は消されて鏡のような効
果があった。そのショー・ウィンドウに映ったちぃちゃんの横顔は夜の女を感じさせた。
「ヒロちゃん、明日休み?」
車内に一瞬間だけ無言の時間を私は漂わせてしまった。
「うん」
フロントガラスの向こう、前方を見ながら目線をあわせずに答える私に注がれている、
ちぃちゃんの視線を意識しながら、
「なんで?」
と聞くと、
「明日、弟の荷物を運びたいんだけど……」
深夜の車内に、ちぃちゃんの感情が溢れ、拙い単語を継ぎ継ぎ、必死に話をする細
い肩を抱きしめたくなった。私はハンドルを強く握ることで堪え、前方の景色だけを見つ
めていた。
- 155 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/08/26(水) 00:14:39
- *
翌朝、九時に目覚めた。リスト席の引き出しに仕舞われてあるハイエースの鍵を持
ち駐車場へと歩いた。鍵にはキーホルダーのかわりに紐で小さな鈴がつけてあった。
ちゃりん、と、鈴が落ちた。私はしゃがみ込み鈴を拾い、擦り切れた紐と鈴を見比べ、
ポケットに鈴をねじ込んだ。運転席のドアに鍵を差込み開けた。車内の空気は動き、
昨夜の重い空気はそこには存在しなかった。
初夏の熱い日差しに蒸されたビル風がアスファルトを撫でていた。
昨夜、詳しい話を聞くと、なんでも二歳年下の弟は中学を卒業し、畳屋の親方の家
に住み込みで働きはじめたが、僅か三ヶ月しか勤まらずぶらぶらと遊んでいるらしい。
畳屋の親方から、弟の荷物を片付けてくれと再三電話があっても、ちぃちゃんにはどう
する事も出来ず困っていた。ちぃちゃんの親父さんは大工で、二、三年仕事もせずに
毎日、毎日酒を飲んでは家で暴れるという始末で、弟の荷物など到底片付けてくれる
ことなど望めないという話だった。
私はハイエースを走らせ、ちぃちゃん家に向かった。
幹線道路を走らせていると遠くからサイレン音が聞こえ、暫くすると対向車線に赤い
回転灯をまわしながら、こちらに向かってくる救急車とすれ違った。
その救急車の中に、ちぃちゃんはいた。私はそんな事は知らずにハイエースを走らせて
いたのだった。なぜか、ちぃちゃんに早く逢いたいと思った。昨夜の会話が頭をよぎる。
ゆっくり昨夜の情景がハイエースの車内に満ちるのを感じた。
「いとしいってどういう意味なん? お客さんがそう言った、意味分んなかった」
「愛しい……ってのはさぁ、つまり、その…、好きな人を大事にしたいって思う気持ちっう
かその何ていうか……」
私はシドロモドロになってしまった。
「じゃあ、ヒロちゃんがさぁ、ワタシの中に入って、ワタシはヒロちゃんの髪、撫でる時の
気持ちかなぁ?」
私は銜えていたタバコを落としそうになった。
幹線道路は空いており、窓を細く開けると紫煙が、ふうっと外に流れエアコンの冷気
が逃げていった。救急車の音は、もう聞こえなかった。
- 156 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/08/26(水) 00:27:09
- *
ちぃちゃん家に着いた。玄関の引き戸は開けっぱなしの状態で家の中は誰もいない
雰囲気だった。
「ごめんください」
薄暗い家内に、二度、三度と声を掛けたが返事もなく、玄関に立ちつくしていると、
近所の人が出てきて、
「今、救急車で病院に運ばれましたよ、この家の人はみんな病院に付いて行ったんで
誰もいないですよ」
そう教えてくれた。
「えっ、この家の誰が?」
「娘さんがねぇ、ほらそこのコンビニ見えるでしょう、あそこに行くつもりで道路を渡ろうと
したんでしょうね…… 車に撥ねられてね」
近所の人の、指の先に現場検証の警察官が数人動いていた。
「即死みたいって……」
気が動転していた。どうやって店まで帰ったか覚えていなかった。その夜ちぃちゃんは
店を休んだ。その日、私は休日だったが、どこにも遊びに行く気にもならず結局、店に
出た。店長は、ちぃちゃんが無断欠勤するのは初めてだと言った。私は、ちぃちゃんが
交通事故にあった事を言わなかった。いや、言うと現実を認めることになるので言えな
かった。営業時間が終わり、皆、帰った。静かな店内に、ひとり残り拳を固めた。
愛しいという言葉の意味も知らず、毎日、毎日、違う男に肌を許し己の命を削り
生活費を稼がなければならない小さな肩は、もうこの世になく十九年という短い生涯を
閉じた。もし、神様がいるのならば握った、この拳で殴りたい。
了
- 157 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/08/27(木) 00:06:10
- フーガってみる?
副題が主題を追う、決して追い越すことない。
- 158 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/08/27(木) 00:12:15
- フーガ形式で書ければおもしろいのに。
二つの話(主題、副題)が同時進行して、決して絡まない追い越さない。
- 159 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/08/27(木) 00:36:57
- 寝るか。
- 160 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/08/27(木) 07:30:55
- 読み返してみると、薄いよな。
- 161 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/08/27(木) 09:52:36
- P48まで読了。
- 162 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/08/27(木) 09:54:58
- 温泉まんじゅう、緑茶。
- 163 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/08/27(木) 12:01:37
- 昼。
- 164 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/08/27(木) 23:42:36
- なんなんだ。あの天井の高さは。体育館だぜよ。酔っ払ってま。す
- 165 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/08/27(木) 23:45:40
- 水銀灯がぶらさがってないので、かろうじて店?
- 166 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/08/27(木) 23:48:45
- 広いーはてしなくひろい。ステージ高を1.5メートルとる必要あるのか!
- 167 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/08/27(木) 23:54:19
- 真っ暗で、だだっ広くおばけ出そうな雰囲気。てか出るだろ。
- 168 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/08/27(木) 23:56:17
- 寝るか。
- 169 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/08/29(土) 00:17:16
- なぬ!
- 170 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/08/29(土) 00:27:25
- 体育館店 1s
子犬店 1s
しっとり店 1s
- 171 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/08/29(土) 00:30:04
- うーろん茶だけ。苦行にちかい。移動距離あるから。
- 172 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/08/29(土) 00:31:56
- ここに書けるようなネタになるおもしろエピソードはなかった。
- 173 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/08/29(土) 00:50:48
- てゆうか、ネタ元の個人情報的なものは2ちゃんに書けないけど。
許可とってまで、2ちゃんに書き込もうとは思わない。寝るか。
- 174 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/08/30(日) 01:14:07
- 夏も終わり、俺のなかでは六月中旬で終わってたけど。
- 175 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/08/30(日) 01:51:23
- 眠いが
- 176 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/08/30(日) 01:52:11
- いま寝るわけにはいかない。
- 177 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/08/30(日) 01:56:05
- / ̄ ̄ ̄ `ヽ、
/ / 〉 、、 \
/ // //∧ヽヾ ヽ.
ルヘ/ソr升ミ/ f_ルレヘj
从(([]ハ`ー' (└'Lリ 寝てもいいのよ
人从八ル ー-′人
=彡イノ八Vリ≧ r-イ<ミ≧
=彡ヘ/、.:.r┴-「)ーュ_
/`ヽ.:\ト、_x介x_」.:.:゙ト、
/.:.:.:.:.:.:|.:o《く_八___>.:\}
/.:.≠z_:.:〉:.:.:\:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
,/:.:.:.:.:.:,-亠ィヘ、:.:.:》.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:丿
_zー.:./ ヽ.` ーo-:.:.:.:'⌒~´ノ
- 178 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/08/30(日) 01:57:04
- 寝たら食べられちゃう。
- 179 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/08/30(日) 01:57:39
- / ̄ ̄ ̄ `ヽ、
/ / 〉 、、 \
/ // //∧ヽヾ ヽ.
ルヘ/ソr升ミ/ f_ルレヘj
从(([]ハ`ー' (└'Lリ 食べてやるーがおー
人从八ル ー-′人
=彡イノ八Vリ≧ r-イ<ミ≧
=彡ヘ/、.:.r┴-「)ーュ_
/`ヽ.:\ト、_x介x_」.:.:゙ト、
/.:.:.:.:.:.:|.:o《く_八___>.:\}
/.:.≠z_:.:〉:.:.:\:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
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_zー.:./ ヽ.` ーo-:.:.:.:'⌒~´ノ
- 180 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/08/30(日) 01:59:03
- 食べられてもいいかな。
- 181 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/08/30(日) 02:00:46
- / ̄ ̄ ̄ `ヽ、
/ / 〉 、、 \
/ // //∧ヽヾ ヽ.
ルヘ/ソr升ミ/ f_ルレヘj
从(([]ハ`ー' (└'Lリ いいの?
人从八ル ー-′人
=彡イノ八Vリ≧ r-イ<ミ≧
=彡ヘ/、.:.r┴-「)ーュ_
/`ヽ.:\ト、_x介x_」.:.:゙ト、
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/.:.≠z_:.:〉:.:.:\:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
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_zー.:./ ヽ.` ーo-:.:.:.:'⌒~´ノ
- 182 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/08/30(日) 02:04:07
- いいよ。ひとかじりだけね。
- 183 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/08/30(日) 02:06:16
- / ̄ ̄ ̄ `ヽ、
/ / 〉 、、 \
/ // //∧ヽヾ ヽ.
ルヘ/ソr升ミ/ f_ルレヘj
从(([]ハ`ー' (└'Lリ がぶっ
人从八ル ー-′人
=彡イノ八Vリ≧ r-イ<ミ≧
=彡ヘ/、.:.r┴-「)ーュ_
/`ヽ.:\ト、_x介x_」.:.:゙ト、
/.:.:.:.:.:.:|.:o《く_八___>.:\}
/.:.≠z_:.:〉:.:.:\:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
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_zー.:./ ヽ.` ーo-:.:.:.:'⌒~´ノ
- 184 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/08/30(日) 02:11:04
- 目が覚めたよ。さんきゅー。
- 185 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/08/30(日) 02:14:06
- / ̄ ̄ ̄ `ヽ、
/ / 〉 、、 \
/ // //∧ヽヾ ヽ.
ルヘ/ソr升ミ/ f_ルレヘj
从(([]ハ`ー' (└'Lリ いえいえ
人从八ル ー-′人
=彡イノ八Vリ≧ r-イ<ミ≧
=彡ヘ/、.:.r┴-「)ーュ_
/`ヽ.:\ト、_x介x_」.:.:゙ト、
/.:.:.:.:.:.:|.:o《く_八___>.:\}
/.:.≠z_:.:〉:.:.:\:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
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_zー.:./ ヽ.` ーo-:.:.:.:'⌒~´ノ
- 186 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/08/30(日) 02:20:42
- しょうもないことをだらだら書いている駄スレですが、気が向いたら
また寄ってください。いつでも歓迎しますよ。
さて、出発まで一時間。荷物の最終チェックします。では。
- 187 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/08/30(日) 02:22:21
- / ̄ ̄ ̄ `ヽ、
/ / 〉 、、 \
/ // //∧ヽヾ ヽ.
ルヘ/ソr升ミ/ f_ルレヘj
从(([]ハ`ー' (└'Lリ ありがとうございます
人从八ル ー-′人
=彡イノ八Vリ≧ r-イ<ミ≧ いってらっしゃいまし
=彡ヘ/、.:.r┴-「)ーュ_
/`ヽ.:\ト、_x介x_」.:.:゙ト、
/.:.:.:.:.:.:|.:o《く_八___>.:\}
/.:.≠z_:.:〉:.:.:\:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
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_zー.:./ ヽ.` ーo-:.:.:.:'⌒~´ノ
- 188 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/08/30(日) 02:24:25
- ほんと、ありがとね。行く先は信州。帰りに上田城みてくる。では。
- 189 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/08/30(日) 02:24:49
- / ̄ ̄ ̄ `ヽ、
/ / 〉 、、 \
/ // //∧ヽヾ ヽ.
ルヘ/ソr升ミ/ f_ルレヘj
从(([]ハ`ー' (└'Lリ ケガの無いように
人从八ル ー-′人
=彡イノ八Vリ≧ r-イ<ミ≧
=彡ヘ/、.:.r┴-「)ーュ_
/`ヽ.:\ト、_x介x_」.:.:゙ト、
/.:.:.:.:.:.:|.:o《く_八___>.:\}
/.:.≠z_:.:〉:.:.:\:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
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_zー.:./ ヽ.` ーo-:.:.:.:'⌒~´ノ
- 190 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/09/05(土) 22:35:27
- うにゅ、いま戻った。
- 191 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/09/05(土) 23:31:19
- らーめん食べたい。
- 192 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/09/06(日) 01:06:19
- 夢を失したら
夢を探しあてる夢をみれる
- 193 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/09/06(日) 01:07:22
- とりあえず、味噌らーめんを食べる夢をみる。
- 194 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/09/06(日) 01:08:43
- しかも味噌チャーシューだ。コーンもトッピングしよう。そうしよう。寝よ。
- 195 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/09/06(日) 07:31:56
- よく寝た。
- 196 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/09/06(日) 07:33:07
- コーヒーでも飲みまひょ。
- 197 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/09/06(日) 07:43:47
- ひさしぼりの休み。やっぱりええのお。
- 198 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/09/06(日) 07:44:31
- 今日はネット三昧。うひ。
- 199 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/09/06(日) 22:49:41
- 今日いちにちずっと、ONE PIECEっていうアニメみてたや。
- 200 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/09/06(日) 23:08:49
- このスレ俺が1月に建てたのだよな。
- 201 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/09/06(日) 23:10:37
- 当初、名無しでいこうと考えていたのだが。
- 202 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/09/06(日) 23:12:13
- 7月になにを思ったか、はたまたとち狂ったか、とまとになった。
- 203 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/09/06(日) 23:13:45
- とまとって店の名前なんだよな。行ったことない店なんだけど。
- 204 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/09/06(日) 23:33:49
- まったく予定外のコテりだったわけだ。
とりっぷを何度か失敗して変えていることからも薄っすらと感じ取ってもらえると思う。
俺はとりっぱーをまわして自分にとって意味のある文字列に限りなく近づけたい。
なのに、だ。あろうことか、とりっぷも今回はてきとー。
- 205 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/09/06(日) 23:37:28
- で、考えたのだが。
てきとーなことに意味がある。なんて、てきとーなことを言ってみた。
寝よ。
- 206 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/09/08(火) 23:58:13
- 非常に筋肉痛が心地よかったりする。つかれた。寝よ。
- 207 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/09/09(水) 00:04:40
- ちがうだろ。筋肉痛が心地よかったりする。非常につかれた。
俺、脳みそまで筋肉痛?
- 208 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/09/09(水) 00:05:44
- あかん。寝る。
- 209 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/09/10(木) 20:43:12
- うんこー●
- 210 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/09/10(木) 22:03:54
- さてさて、コーヒーでも飲みますか。
- 211 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/09/10(木) 22:35:18
- うんこー●すると痔が痛い。しみるんだ。
- 212 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/09/10(木) 22:37:34
- しまった、俺の秘密をねっとで全世界に発信してしまった。
- 213 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/09/10(木) 22:38:38
- つい指が滑った。
- 214 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/09/10(木) 23:03:44
- 秋の夜長、なのに眠い。寝よ。
- 215 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/09/12(土) 22:41:33
- コーヒー
- 216 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/09/12(土) 22:42:18
- 飲む。
- 217 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/09/12(土) 22:49:49
- うます。
- 218 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/09/12(土) 23:07:12
- おやしみ。
- 219 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/09/13(日) 17:07:09
- 最高気温29℃ってどうなのよ。
- 220 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/09/13(日) 17:09:56
- 物悲しい暑さっていうの。
- 221 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/09/13(日) 17:11:13
- 空は高くて、数字ほど気温を体感できない暑さ。
- 222 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/09/13(日) 17:21:02
- これって耳からはってくる情報、蝉→虫の声
といつのまにか変化しているのに、気持ちが変化に気づこうとしていないのか?
- 223 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/09/13(日) 17:23:55
- 加えて、目からはいってくる情報、空→高い
なのに気温は29℃、体はいち早く順応しているのに気持ちは遅れて。
- 224 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/09/14(月) 19:08:59
- なぬ!
- 225 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/09/14(月) 19:10:47
- 食後の甘味はやめられぬーわ。
- 226 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/09/15(火) 21:26:10
- まんじゅう怖い。
- 227 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/09/15(火) 21:29:14
- ぶらっくコーヒー一杯だけ怖い。
- 228 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/09/19(土) 19:23:46
- んまい! クッキー風味のへんな食い物。
- 229 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/09/21(月) 00:26:11
- operaちん10.00にバージョンうっぷしてやった。
- 230 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/09/21(月) 00:28:41
- ニコ動はfirefoxみるが、がはははは。
- 231 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/09/21(月) 00:35:49
- IEは? たまにMSうっぷでーとにつかう。
- 232 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/09/21(月) 00:46:03
- operaちんでpandoraみると調子悪す。
- 233 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/09/21(月) 01:03:51
- コーヒー飲も。
- 234 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/09/21(月) 01:15:36
- おやしみ。
- 235 名前:腐ったとまと ◆wejKjH/Y.pvE :2009/09/22(火) 17:08:47
- カフェイン中毒からの離脱。
- 236 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/09/29(火) 20:59:31
- わすれて痛。
- 237 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/10/08(木) 22:53:54
- ボリューム満点サンドイッチはいいが、飲み物がアセロラCなことに失望。
ここはコーヒーだろ。カフェインだろーーー。ぐぇ。
- 238 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/10/08(木) 23:01:02
- 美味であった。アセロラCでもいいか、と思た。
- 239 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/10/25(日) 14:56:14
- 昨夜、突然にモデムがぶっ壊れた。
- 240 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2009/10/25(日) 14:57:04
- モデム買ってきた。復旧。
- 241 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2009/12/31(木) 19:51:57
- わすれて板
- 242 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2009/12/31(木) 20:09:12
- 年末にGeForce210のグフィックボード買って取り付けたのだが。
なんか調子わるい。ディスプレイがぐちゃぐちゃになって X windows
巻き込んで固まり操作不能になる。
- 243 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2009/12/31(木) 20:12:52
- ドライバなのかディスプレイの寿命なのか。
問題の切り分けができん。とりあえずプロプライエタリなドライバから
NVIDIA本家の最新版ドライバに変えて様子見。
- 244 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2009/12/31(木) 20:21:18
- メモ
本家のサイトからNVIDIA-Linux-x86-190.53-pkg1.runを落として
てきとうなディレクトリに保存。
sudo chmod +x NVIDIA-Linux-x86-190.53-pkg1.run 実行権限をつける。
sudo aptitude install build-essential linux-source linux-headers-`uname -r` xserver-xorg-dev
sudo /etc/init.d/gdm stop
sudo sh NVIDIA-Linux-x86-190.53-pkg1.run
sudo /etc/init.d/gdm start 完了。
- 245 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2009/12/31(木) 21:34:29
- うpろだにでぃすくとっぷがぞうあげてみた。
ttp://uproda.2ch-library.com/
lib201453.png *パスなし
ネタとしておもしろくもなんともないんですけど数日で消します。
- 246 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/02/06(土) 09:10:31
- おなかすいたやん、やん やん。
- 247 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/02/06(土) 09:11:18
- 気のせいか。
- 248 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/02/06(土) 09:13:49
- とりあえず液体もの、でも飲んで胃の腑にお伺いしてみます。
ほんとうにおなかすいているのかどうか。
- 249 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/02/06(土) 09:23:26
- 腹へっとるんじゃー、ぼけー。いわれた。ちいさく凹んだ。
- 250 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/02/10(水) 22:21:18
- これ安いな
ttp://h50146.www5.hp.com/products/desktops/personal/p6300/model.html
OS
Windows 7 Home Premium 正規版 (32bit)
プロセッサー
インテル Celeron プロセッサー 450(2.2GHz/512KB L2 キャッシュ/800MHz FSB)
メモリ
1GB(1GB×1) HDD 250GB Serial ATA 3Gb/s(7,200rpm)
ドライブ
DVD-ROMドライブ
グラフィックス
インテル グラフィックス・メディア・アクセラレーターX4500(チップセット内蔵)
HP Directplus価格 ¥29,820 (税込)
Celeron E3300買って載せ替えても三万五千円
- 251 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/02/10(水) 22:36:29
- いまのceleronはConroe-Lで昔のceleronとコアが違って別物なんだよね
celeron 440のTDP(最大放熱量)は35w、ようするに低発熱、低消費電力
そしてceleron 440≒Pentium 4-3.4Gときわめて優秀な石なんだよね
- 252 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/02/10(水) 23:03:04
- これはサーバー中身は普通のPC
ttp://nttxstore.jp/_II_8-12794906
OS
なし
プロセッサー
インテル Celeron プロセッサー 440 (2GHz)
メモリ
1GB(1GB×1) HDD 160GB Serial ATA
ドライブ
DVD-ROMドライブ
グラフィックス
インテル GMA X4500HD(インテルR G45 Express チップセットに内蔵)
価格 ¥18,900 (税込)クーポン適応¥3,000割引
実質 ¥15,900+消費税 ¥757
中身(マザーボード)は普通のPCと言ってもbiosはNECカスタマイズ品
安くても鯖は鯖なので、ちょっと静音を求めて弄るにしてもbiosの設定項目が
少なかったりして普通のPCよりも手間が掛かる
- 253 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/02/10(水) 23:21:56
- これもサーバー
ttp://www.sofmap.com/product_detail/exec/_/sku=11301005/-/gid=UD01010300
OS
なし
プロセッサー
インテル Pentium プロセッサー E5200 (2.50GHz)
メモリ
1GB(1GB×1) HDD なし
ドライブ
DVD-ROM
グラフィックス
ATI ES1000、VRAM:64MB (PCI)
価格 ¥19,800 (税込)
この鯖はかなりな静音仕様らしい
- 254 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/02/10(水) 23:33:51
- 今日はここまで、寝る。
- 255 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/02/11(木) 08:58:00
- うむ。きょうは木曜日だ。
- 256 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/02/18(木) 23:53:27
- うむ、木曜日。
- 257 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/02/20(土) 01:14:25
- 不毛地帯全何話なんだろうと調べてみたら20話予定みたいだ。
50話くらい観たい気分なんだが。
- 258 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/02/20(土) 01:15:39
- あと4回、木曜日がくると終わってしまうのか。
- 259 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/02/20(土) 01:19:54
- 木曜なんて来なければいいのに。
半面、木曜夜10時を待ちわびている自分がいることに苦笑。
- 260 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/02/21(日) 02:09:38
- 調べ物していたらこんな時間に
- 261 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/02/21(日) 02:11:42
- なっていた。
- 262 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/03/08(月) 14:53:50
- ぅおおおお
- 263 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/03/08(月) 14:54:41
- う゛
- 264 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/03/15(月) 23:05:58
- 乾き物、ほんの二口三口たべはじめたらとまらない。
- 265 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/03/15(月) 23:07:12
- 一袋ぜんぶくっちたぜ。
- 266 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/03/15(月) 23:58:15
- 仮想化に踏みきるかどうか悩む。
- 267 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/03/16(火) 00:02:49
- HDDがぶっ飛んだ時、
仮想マシンがデータ抱えたまま異空間に投げ出されっちまう。
- 268 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/03/16(火) 00:03:49
- それは困る。
- 269 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/03/16(火) 00:15:08
- いっそのこと大地震でもきてマシンごと潰れてくれればいいのだが。
- 270 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/03/16(火) 00:15:55
- 憂いなくすっきり。
- 271 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/03/16(火) 00:17:12
- 得意先には「きっぱり」
- 272 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/03/16(火) 00:20:42
- 「データ亡くなりました」
- 273 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/03/31(水) 23:34:35
- ふだん嘘吐きまくってるから明日は嘘をつかないで一日過ごそう。
- 274 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/04/01(木) 00:02:27
- 実はうなぎと話ができるんだ。
淡水魚なやつだったらどんな奴が話しかけてきても大丈夫だとおもう。
- 275 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/04/01(木) 00:07:00
- リュウグウノツカイと話したいな。
でも奴ら深海にいてめったにあがってこないからな。
- 276 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/04/24(土) 18:45:31
- わすれて板
- 277 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/04/24(土) 18:54:57
- なにかおもしろいドラマないかな。
- 278 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/04/24(土) 19:07:05
- 風のガーデンもう一度みるかな。
- 279 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/04/24(土) 19:15:33
- よく考えたら録画保存してなかった。馬鹿です。
- 280 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/04/24(土) 19:21:47
- あれ?保存したよな。
- 281 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/04/24(土) 20:00:23
- 保存したけどHDDをなんやかんやしたときに消しちゃった?
- 282 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/04/24(土) 20:01:49
- なんてこった。
- 283 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/04/24(土) 20:02:45
- こうなったら、やけシュークリーム食いだ!
- 284 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/04/28(水) 20:02:56
- GW
- 285 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/04/28(水) 23:40:18
- チーズ、葡萄酒
- 286 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/04/29(木) 00:13:05
- 餃子くいてえ
- 287 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/04/29(木) 00:19:49
- レオンみてえ
- 288 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/04/29(木) 00:20:56
- 美しく哀しく
- 289 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/04/29(木) 00:49:46
- あのねでもねただきいてきいて
- 290 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/04/29(木) 00:54:33
- えいやあ君からもらい泣きほろりほろりふたりぼっち
えいやあ僕にも、もらい泣き やさしいのは誰です
- 291 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/04/29(木) 01:12:46
- 次なに聴くかな
- 292 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/04/29(木) 01:26:07
- 歌手がヒット曲を生むんじゃないんだよね
世相を反映した曲が歌手を選ぶんだよね
歌手は楽器、
- 293 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/04/29(木) 01:35:15
- 酔っ払ってま。す
- 294 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/05/21(金) 03:46:03
- 九時頃横になっていたらそのまま寝入ってしまった。今、起きた記念カキコ。
- 295 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/05/21(金) 03:46:48
- 早寝早起きも度が過ぎると。
- 296 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/05/21(金) 20:43:52
- 発泡酒、唐揚げ
- 297 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/05/21(金) 20:45:16
- うめえ
- 298 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/05/22(土) 06:52:02
- 部屋のあかりもパソコンもつけっぱで目が覚めたら
すずめがちゅんちゅん鳴いていた外はあかるいぞ、なんか末期的な
だらしない感。う゛あー喉かわいた。
- 299 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/05/22(土) 06:54:29
- コーヒー淹れる
- 300 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/05/22(土) 20:31:48
- アーモンド、コーヒー
- 301 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/05/25(火) 20:41:05
- サクサクしっとりチョコ(セブンイレブン)、コーヒー
- 302 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/05/25(火) 20:42:56
- しっとりチョコ俺のなかで久々にメガヒット!
- 303 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/05/25(火) 20:44:33
- 一晩で一袋食べきりには惜しい、半分とっておこう。
- 304 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/05/26(水) 00:28:57
- あなたにとって私、ただの通りすがり
ちょっと振り向いてみただけの異邦人
- 305 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/05/26(水) 00:31:39
- 久保田早紀、異邦人の歌詞から
- 306 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/05/26(水) 00:37:37
- 名曲聴いてたら、うんこしたくなってきた。
- 307 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/05/26(水) 00:53:59
- 眠れないな。葡萄酒でも飲むか。
- 308 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/05/26(水) 01:19:17
-
ちょうど今から一年前、季節は春から梅雨へと移ろい、あじさいの小さな花弁が路地裏にちらほらと綻びはじめ、花弁の青が五月雨に濡れ青味に深みがかかり碧く藍く水滴を宿していた。
- 309 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/05/26(水) 02:29:02
- 唐突だが、この歌を思い出した。
- 310 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/05/26(水) 02:30:23
- 小さな家とキャンバス
ほかにはなにもない
貧しい絵描きが女優に恋をした
大好きなあの人に
バラの花をあげたい
ある日町中のバラを買いました
百万本のバラの花を
あなたにあなたにあなたにあげる
窓から窓から見える広場を
真っ赤なバラで埋めつくして
ある朝彼女は
真っ赤なバラの海を見て
どこかのお金持ちがふざけたのだと思った
小さな家とキャンバス
すべてを売ってバラの花
買った貧しい絵描きは窓の下で彼女を見てた
百万本のバラの花を
あなたはあなたはあなたは見てる
窓から窓から見える広場は
真っ赤な真っ赤なバラの海
出会いはそれで終わり
女優は別の町へ
真っ赤なバラの海ははなやかな彼女の人生
貧しい絵描きは
孤独な日々を送った
けれどバラの想い出は心に消えなかった
百万本のバラの花を
あなたにあなたにあなたにあげる
窓から窓から見える広場を
真っ赤なバラで埋めつくして
*歌詞、百万本のバラの花
- 311 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/05/26(水) 02:49:47
- 酔っ払った、ラーメン食いてえ。
- 312 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/05/26(水) 10:16:37
- 寝不足でふらふら。胃もたれ。
- 313 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/05/27(木) 21:32:23
- アーモンド、葡萄酒
- 314 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/05/27(木) 21:49:43
- このアーモンドもうちょい塩っ気があってもいんじゃないか。
なとりのおつまみJAST PACK 79円だから文句言ってもあれだけどな。
- 315 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/05/27(木) 21:58:59
- なんだーあの悪文は。誰が書いたのだー。
- 316 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/05/27(木) 22:13:00
- これでどうだ?
ちょうど今から一年前、季節は春から梅雨へと移ろいはじめていた。
あじさいの青い花びらが、湿った路地の片隅に小さく綻んでいる。しっとりとした絹のように音もなく降りしきる五月雨にあじさいの花びらは濡れることをよろこんでいるようにみえた。
- 317 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/05/27(木) 22:16:48
- そらに悪くなった。あはあはははは。胃の腑が熱くなって。
- 318 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/05/27(木) 22:18:11
- 酔ってません!コーヒーに切り替える!
- 319 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/05/27(木) 22:25:09
- いや、原因はわかってんのよ。こんな短い文でも明確な情景(絵)を脳裏に描いてないから伝わらない文になるって。なぜ情景を脳裏に描けないのか? それは伝えようという意欲が薄いということに尽きる。
- 320 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/05/27(木) 22:33:29
- 悪文これな>>308
- 321 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/05/27(木) 23:04:48
-
ちょうど今から一年前の話になる。
すずめの鳴く声で、その朝は目が覚めた。床の中で懐かしさに胸が満たされていたことをおぼえている。夢のなかで会った彼は当時となにも変わっていなかった。
- 322 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/05/27(木) 23:11:18
- 夢の中では何を話したのか? 夢の中では会話などなかったのかもしれない。
僕はしばらく床の温もりを感じ仰向けで天井の板にある模様をみるとはなしにみていた。
- 323 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/05/27(木) 23:27:33
- 当時、彼は二十一歳、僕は二十三歳だった。それぞれ店を一軒づつ預かっていた。平たく言えば彼と僕はライバル関係にあった。
- 324 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/05/27(木) 23:51:20
- 同族経営の域を出ていない規模の企業であったが、店舗数、従業員数とそれなりに形になっていた。
- 325 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/05/27(木) 23:55:56
- 毎月末に系列店舗の店長は自社ビルの一室に集められた。総勢三十名、綺羅星のごとく居並ぶ先輩店長達は海千山千の曲者が多かった。
- 326 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/05/28(金) 21:17:06
- 彼は堂々と会議の末席に列していた。僕は会議の席上意見を求められないよう先輩店長達の大きな背に隠れるように身を置いた。
- 327 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/05/28(金) 21:27:08
- 会議の席上を問わず、営業成績で目立って良いことなんて何もない。確実に二番手、三番手を地道に演じるのが僕の方針だった。
嫉妬とやっかみで妨害工作をされるなんてことはこの業界では当然にまかり通っている。むしろ嫉妬とやっかみを味方につけた者が成功者の道を歩む。
- 328 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/05/29(土) 00:03:39
- だめだ。書き直し。
- 329 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/05/29(土) 00:06:44
- もういいや。ここは断片置き場で。
- 330 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/05/29(土) 00:23:47
- 326の主人公、僕の性格(自信のない)と327の僕の性格(強かな自信家)がぶれた。
- 331 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/05/29(土) 00:38:00
- うーん。序盤で致命的なミス。
- 332 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/05/29(土) 23:17:25
- おビールを飲むべきか否か。ビールを飲みながら考えよう。
- 333 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/05/30(日) 18:36:09
- ちょうど今から一年前の話になる。
すずめの鳴く声で、その朝は目が覚めた。床の中で懐かしさに胸が満たされていたことをおぼえている。夢のなかで会った彼は当時となにも変わっていなかった。
夢の中では何を話したのか? 夢の中では会話などなかったのかもしれない。
僕は、僕自身の温もりを床に感じ、仰向けで天井の板にある模様をしばらくみるとはなしにみていた。五月の末とはいえ床の外はまだまだ冷えていた。
- 334 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/05/30(日) 18:43:07
- *
当時、彼は二十一歳、僕は二十三歳だった。それぞれ店を一軒づつ預かっていた。平たく言えば彼と僕はライバル関係にあった。
一般に女性のほうが嫉妬が強いとされているが、僕はそうは思わない。実は男の嫉妬ほど始末に負えない。背の低いイケメンと背の高いイケメンでは、確実に背の低いイケメンのほうが世間(上司)の風当たりは穏やかになる。
- 335 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/05/30(日) 23:16:27
- 彼とはじめて話をしたときのことを今でも覚えている。
店内企画の原案を急ぎまとめ上からの了承を得ておこうと思い、昼過ぎに事務所に出向いた。事務所といっても現場サイドの細々した雑用事務だった。給料計算や大事な仕事は別の部署が行っていたのである。
三階でエレベーターを降りてすこし廊下を歩き白いドアの前で息を整えた。
「おはようございます」と声をかけオフィスに入る。
事務方をまかされていた社員は三十代半ばの男性だった。
「はやいね。どうしたの?」
企画を通したいことを説明した。
「真ちゃん、企画好きだからね。書類できたら俺の机に置いておいて、これから出かけるから、よろしく」
そう僕にいいそそくさとオフィスを出て行ってしまった。
僕は事務方社員の廊下を歩くところを思い起こす。猫背でうつむき加減、いつも地面になにか落ちていないか探しているような歩き方だった。その姿は漫画のねずみ男に似ていたので僕は密かに事務方の社員のことをねずみ男と呼んでいた。
留守番を兼、事務所でひとり企画書をつくっていると彼が事務所にやってきた。
- 336 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/06/02(水) 19:23:50
- 「ちいっす」
威勢よくドアが開けられ、室内の空気が動く。書類から顔をあげた僕をみて、彼は拍子抜けした表情を浮かべ、同時に落胆の色に包まれていくのが見て取れた。
ねずみ男こと事務方社員の加納さんが不在なことを知ったからだろう。それほど重要な話でもあったのだろうか。少なくとも僕に用事があって、彼は事務所を訪れたわけではない、ということだけはわかった。
- 337 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/06/02(水) 20:44:06
- 「いやその、車をさあ。借りようとおもって。大したことじゃない」と彼は言った。
180cm超の長躯から発せられた声に濁りは感じられなかった。
たまたま居合わせた僕に留守番を任命してさっさと外出していったねずみ男のことを手短に話すと、彼の顔からは落胆した色が消えていた。
- 338 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/06/03(木) 06:28:38
- 彼から詳しい話を聞くと、ねずみ男の所有するトヨタ・カローラを借りて大型スポーツショップに行きたかったらしい。彼曰く、シューズはスポーツショップの品に限るそうだ。品持ちが断然に違うと言う。
「河野スポーツ知ってる?」と彼は意味ありげに訊いてきた。
河野スポーツ店といえば僕の郷里では大きな店で有名だった。
まさかと思いながらも、疑問を彼にぶつけてみた。
「そう。その河野スポーツ」
彼は僕の出身地を知っていて、河野スポーツ店の話題を振ってきたのだった。
よくよくきいてみると、僕の実家と彼の実家は車で一時間ほどの距離で市こそ違えど同郷であったことがわかった。
- 339 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/06/09(水) 00:24:31
- 彼は大学時代にアメフトをやっていたそうだ。スポーツに疎い僕でもニュース報道番組の後半にはさまれるスポーツ情報コーナーでその大学名を耳にしたことがあるほど有名な大学だった。
スポーツ推薦、試合中の怪我、退部、そして大学中退。絵にかいたようなドロップアウト、明るい口調で彼は話してくれた。
後日、彼の華やかな履歴を知ることになるのだった。地方新聞の縮刷版に載った過去記事に大きな写真入りの記事をみつけた。それは、将来を期待されたアメフト選手の記事だった。
記事の写真は白黒だったが、投げられた楕円形のボールが描く軌跡の先に青い空が広がっていた。いや青い空がみえたような気がした。この日を境に僕は彼のことをアタルと呼ぶようになった。
――――――――― 放物線 ―――――
*
Philippine Airlines PR431便は成田の滑走路から離陸し安定飛行に移っていた。
小さな窓から眼下に広がる白雲の層をアタルは熱心に眺めていた。アタルの座席の隣で僕は背もたれに身をゆだね腕組みをして眠りにはいる体勢をとった。
- 340 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/06/13(日) 16:25:33
- チケットの座席番号はアタルの席と連番になっていた。アタルは窓際、僕は三つある座席のど真ん中を割り当てられていた。
さいわいに通路側の席は空いていたので、トイレに立つ機会を利用して、トイレから戻るとき、さりげなく通路側の席に移動してしまう。それが僕にとってもアタルにとっても上策だった。機内の四時間を有意義に過ごすための工夫でもあった。
どこの航空会社でもそうだが、そのくらいの席移動なら大目にみてくれた。いままでに一度も文句をいわれたことなどなかった。
お煙草はお吸いになられますか? 窓際と通路側とありますがご希望は? 航空会社のチェックインカウンターでは必ず訊かれるのだが、今回はなにかの手違いで連番になっていた。
手違いならかわいいものだが、意地悪をされることもあった。日本の航空会社で意地悪されるようなことは滅多にないのだが、海外となると話は別だった。
特にPhilippine Airlinesのマニラ国際空港チェックインカウンターでのやり取りは気が抜けない。嫌な記憶が脳裏に蘇る。
- 341 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/06/13(日) 17:50:29
- 初めての海外で何もかもが不慣れな僕にマニラ国際空港のチェックインカウンターは試し打ちのつもりか軽いジャブを繰り出してきた。
フィリピン男性からしてみれば自国の女性を日本に連れていってしまう糞ジャップなんだろう。今だからそう思える。
チェックインカウンターで僕の対応をしくれたのはフィリピーノ(フィリピン男性)だった。搭乗券を僕に手渡す際にチェックインカウンターのフィリピーノが笑顔でこう言った、これは私からのサービスです。
はじめての海外でのチェックインということもあって緊張していた僕はその笑顔を好意と受け取った。搭乗券には若い番号が振られていた。
搭乗券と小窓の上に貼ってある座席番号とを見比べ、やっとの思いで自分の席を探しあてた。キャビンアテンダントが忙しく立ち働くブースの近くだった。
不慣れと緊張のせいか席の形態に疑問を抱けなかった。電車でよくみかける2×2で四席の対面シートになっていた。それはキャビンアテンダントの休憩シートだった。
代わる代わる休憩にはいるキャビンアテンダントに囲まれ身動きがとれなかった。もちろん煙草も吸えない。僕は目を閉じて寝たふりをした。キャビンアテンダント同士の休憩の会話がないことに申し訳なく思った。閉じた瞼にいっそう力がはいるのだった。
軽いジャブはカウンターパンチとなって僕の深いところにクリーンヒットしてトラウマとなり残っている。
- 342 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2010/06/17(木) 18:34:05
- 相撲と野球がW杯のときにね〜
- 343 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/06/17(木) 19:27:25
- お客さんがいる。めずらしい。
角界もやきゅうでたいへんみたいですね。
- 344 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/06/17(木) 19:32:11
- 数年まえまでは書いてるとちゅうで邪魔されるとイラッときたもんです。
たぶん頭狂ってたのかもしれません。
- 345 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/06/17(木) 19:45:23
- ずっと以前に、私が書いてるとちゅうに割ってはいられた方がおりました。
そのときに私はイラッとしてしまい冷たい態度をとってしまった。
いまでも後悔しています。ずっと謝りたいと思っていた。
その方はもうここ(私のスレ)をみてらっしゃらないと思います。
いまさら謝って許してもらおうなどと思ってはおりませんが、一言
あのときは冷たい態度をとって申し訳なかった。
- 346 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/06/17(木) 19:51:12
- >>342
どちらさまが存じませんが、気が向いたらまた寄ってください。
しょうもないことをだらだら書いている駄スレです。
- 347 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/06/17(木) 20:00:15
- なんの得にもならない駄文を掲示板の片隅で綴っているわけですから、
頭が狂っているのですよ。キチガイだと思って接してやってください。
- 348 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/06/17(木) 20:13:25
- いま書いている駄文は一時凍結しましょう。
- 349 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/06/17(木) 20:58:04
- 一時凍結だなんて恰好つけたけど、本音は書くことがしんどい。
- 350 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/06/17(木) 20:58:58
- それだけ。
- 351 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/06/17(木) 21:05:05
- おビールでも飲んで寝まひょ。
- 352 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/06/17(木) 21:26:55
- あー、きちんと謝りたいな。たしか2006年だったな。
俺は名前もトリップも変わっちゃたしな。
- 353 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/06/17(木) 21:30:59
- 傲慢な自分にほとほと嫌になる。あー水のようにさらさら生きたい。
- 354 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/06/18(金) 22:25:58
- アホすぐる俺。
- 355 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/06/18(金) 22:33:29
- コーシーにしよか、おビールにしよか。
- 356 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/06/18(金) 22:48:04
- コーシーにいちごジャムいれてみた。分量わからず多すぎたな。
まあ、これはこれで飲める?飲める飲める。
- 357 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/06/18(金) 22:53:30
- やっぱり飲めねえー
- 358 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/06/18(金) 23:24:01
- くっそー。俺の夏が終わって一年がたったのか。
- 359 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/06/18(金) 23:38:18
- あーあー行けばよかったかな。なんで俺は断ってしまったのだー
来年呼ばれたら絶対行く。アユーラの入浴剤もっていくからー
- 360 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/06/18(金) 23:44:57
- なーあんてね。俺に女友達いるわけない。ましてや誕生日に呼ばれるなんて。
ありえません。キャバくらのおねえちゃんです。彼女らは年に二度も誕生日あります。
- 361 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/06/19(土) 00:07:10
- 俺レベルになると、半ズボンにTシャツ、黒ブチ眼鏡、ぱんぱんに膨らんだリュックサック。
これでキャバに行く。席につくと女より先に店のオーナーが俺んとこに来る。
- 362 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/06/19(土) 00:08:54
- それただの内装業者ですからー
ぱんぱんに膨らんだリュックサックの中身、TOSTEMのカタログですからー
- 363 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/06/19(土) 00:16:47
- なーあんて馬鹿にしている奴はキャバでモテない。
- 364 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/06/19(土) 00:28:24
- まあ、その内装業者は俺じゃないのだけどね。
- 365 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/06/19(土) 00:45:17
- 内装業者の人に初めて飲みに連れて行ってもらったときね。
その人のスタイルが
半ズボンにTシャツ、黒ブチ眼鏡、ぱんぱんに膨らんだリュックサック。
足元なんか靴下なしのズックだよ。ラフすぐるだろ。
決め手は清潔感、と、さりげにテーブルに置いたメルセデスのキー。
その内装業者の人、まあモテるってなんのって。
- 366 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/06/19(土) 00:47:22
- 俺はもちろんモテないほうに属する。
- 367 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/06/19(土) 00:50:01
- すべて妄想です。
本日の妄想終了。寝る。
- 368 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/06/19(土) 22:24:44
- コーシーでも。
- 369 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/06/20(日) 20:45:12
- ダイ・ハード3
- 370 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/06/20(日) 20:52:19
- まだか。
- 371 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/06/20(日) 23:16:52
- しかし暑い。寝るか。
- 372 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/06/21(月) 21:09:13
- ヱビス500ml、餃子。
- 373 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/06/21(月) 21:28:04
- あ、餃子くってるとおもいだすな。
屋台に毛のはえたような店なんだけど餃子がやたらとでかい。
一人前、三つしかない。だけどでかい。そしてうまい。
あーその店の餃子食いたくなった。けど悲しいことにその店もうないんだよね。
- 374 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/06/21(月) 22:04:01
- けどその店に頻繁に行っていた記憶はない。金なかったからな。
餃子ぷらすラーメンは贅沢だったんだよその頃の俺にとっては。
- 375 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/06/21(月) 22:09:19
- なんか嫌らしい言い方した。金なら今もない。
じじむさくなったな俺わろた。
- 376 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/06/21(月) 22:22:53
- クルーザーで湾内散歩したり、ブティックで吊るしの服をここからここまでね。
とかやってないからHAHAHAAAAAAA
- 377 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/06/21(月) 22:26:48
- 映画プリティ・ウーマンじゃあるまいし。おとこなら一度は憧れるシチュエーション。
リチャード・ギアの役どころな。
- 378 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/06/21(月) 22:29:36
- 酔っ払ってま。す。さて寝るか。
- 379 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/06/25(金) 00:14:25
- ぅ。
- 380 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/06/25(金) 00:23:05
- 寝る。
- 381 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/06/27(日) 20:22:22
- ハッピー!コーヒーブレイク!
- 382 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/06/28(月) 00:12:55
- やっぱり屑が好き。
- 383 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/06/28(月) 00:14:57
- いいじゃん。屑なものしか書けないのだから。
- 384 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/06/28(月) 00:24:46
- 朝焼けとかみたとき、ほんの一瞬清々しい心持ちになったりするけど。
それは時間にすると五分、いや一分かもしれない。一分間なんでも許せちゃう心持ち。
たった一分間そんな世界に居られる。
残り二十三時間五十九分間は屑の世界に身を置いている。
- 385 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/06/28(月) 00:27:57
- 屑な世界が嫌いなわけじゃない。
ただ、一分間が二分間になり、三時間になり、やがて逆転したとき。
- 386 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/06/28(月) 00:30:42
- 屑な世界に居られなくなるのが怖いだけ。
- 387 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/06/29(火) 19:30:41
- 夕飯食べた。満腹。
- 388 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/06/29(火) 19:32:38
- 夜食はセブンイレブンの醤油ラーメン3食入り生198円。予定。
- 389 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/06/29(火) 19:33:30
- 朝食は決まっていない。
- 390 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/06/29(火) 19:34:14
- さてがんばる。
- 391 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/07/08(木) 23:16:29
- 慎ましく生きたい
- 392 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/07/08(木) 23:35:16
- 二チャンネルに興味なくなってきたな。
- 393 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/07/08(木) 23:49:09
- さて帰るべき世界に帰るか。電波板ありがとう。
- 394 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/07/15(木) 01:46:22
- ただいま。
- 395 名前: ◆wejKjH/Y.pvE :2010/07/15(木) 01:48:36
- 8時に就寝とか、もうアホですかバカですかの世界です。
この時間に目覚めました。外は真っ暗です。
- 396 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/03(金) 03:57:03
- アホ
- 397 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/03(金) 03:57:50
- バカ
- 398 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/03(金) 03:59:04
- 屑
- 399 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/03(金) 04:00:37
- カス
- 400 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/03(金) 04:01:47
- 変態
- 401 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/03(金) 04:05:55
- つまらない
- 402 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/03(金) 04:14:05
- 誰もよまない
- 403 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/03(金) 04:24:49
- 生ごみ
- 404 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/03(金) 04:33:20
- きえろ
- 405 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/03(金) 04:37:33
- >>396-404
◆wejKjH/Y.pvE 電波板の恥
- 406 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/03(金) 04:41:48
- アホバカ屑カス変態つまらない誰もよまない生ごみきえろ◆wejKjH/Y.pvE
- 407 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/03(金) 04:49:43
- ◆wejKjH/Y.pvEこいつのかくしょうせつもどきつまらない
- 408 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/03(金) 04:51:10
- ◆wejKjH/Y.pvEこいつにんげんの屑
- 409 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/03(金) 05:25:01
- ◆wejKjH/Y.pvEこいつアボカドバナナかと
- 410 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/03(金) 05:28:12
- ◆wejKjH/Y.pvEこいつ男前豆腐のかどにぶつかれ
- 411 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/07(火) 01:56:16
- ◆wejKjH/Y.pvEこいつ汚物
- 412 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/07(火) 02:01:00
- ◆wejKjH/Y.pvEこいつあほ
- 413 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/07(火) 02:08:07
- ◆wejKjH/Y.pvEこいつきえろ
- 414 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/07(火) 02:11:54
- ◆wejKjH/Y.pvEこいつ目障り
- 415 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/07(火) 02:17:12
- ◆wejKjH/Y.pvEいこつ真性ばか
- 416 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/07(火) 02:51:34
- 生ごみ
- 417 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/07(火) 03:14:26
- 誰もよまない
- 418 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/07(火) 03:41:41
- カス
- 419 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/07(火) 03:46:02
- ヘドロ野郎
- 420 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/07(火) 03:49:36
- 屑
- 421 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/07(火) 03:53:33
- ちんげ
- 422 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/07(火) 03:57:50
- くそ野郎
- 423 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/07(火) 03:59:09
- ◆wejKjH/Y.pvEいこつのいかれたしょうせつもどき誰もよまない
- 424 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/07(火) 04:02:27
- すかしたキザ野郎
- 425 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/07(火) 04:04:41
- どら焼き
- 426 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/08(水) 02:59:31
- ◆wejKjH/Y.pvEいこつクソ
- 427 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/08(水) 03:02:55
- アホ
- 428 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/08(水) 03:08:41
- ◆wejKjH/Y.pvEこいつデベソ
- 429 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/08(水) 03:09:32
- バカ
- 430 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/08(水) 03:13:43
- ◆wejKjH/Y.pvEこいつクズ
- 431 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/08(水) 03:15:56
- 生ごみ
- 432 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/08(水) 03:17:45
- ◆wejKjH/Y.pvEこいつヘドロ
- 433 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/08(水) 03:19:17
- マザコン野郎
- 434 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/08(水) 03:21:02
- ◆wejKjH/Y.pvEこいつ汚物
- 435 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/08(水) 03:22:45
- ベロベロバー
- 436 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/08(水) 03:34:33
- ◆wejKjH/Y.pvEこいつバイ菌
- 437 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/08(水) 03:36:19
- ヘンタイ
- 438 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/08(水) 03:42:32
- ◆wejKjH/Y.pvEこいつのしょうせつもどき誰もよまない
- 439 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/08(水) 03:43:21
- 極悪バットマン
- 440 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/08(水) 03:46:34
- ◆wejKjH/Y.pvEこいつでくの坊
- 441 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/08(水) 03:47:02
- ウドの大木
- 442 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/08(水) 03:50:18
- ◆wejKjH/Y.pvEこいつ臭いしょうせつもどき垂れ流し
- 443 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/08(水) 03:51:05
- 社会のダニ
- 444 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/08(水) 03:53:29
- ◆wejKjH/Y.pvEこいつ煮ても焼いても産業廃棄物
- 445 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/08(水) 04:00:24
- 面の皮あつい
- 446 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/08(水) 04:01:27
- ◆wejKjH/Y.pvEこいついじけたガキ
- 447 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/08(水) 04:03:05
- キエロしょうせつもどき
- 448 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/08(水) 15:37:53
- 家にかえっても気やすまらねえ
日曜の朝から嫁の実家で食事とか
- 449 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/08(水) 15:45:32
- 誤爆スンマソン
ななしなってるwwwこれだからIEわ
- 450 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2010/10/14(木) 11:33:55
- / ̄ ̄ ̄ ̄\
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| ◯ ◯ |
| ┏━━━━┓ |
| ┃かき ┃ |
| ┃みかん ┃ |
| ┃ ┃ |
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- 451 名前:名無しちゃん…電波届いた?:2010/10/14(木) 11:40:14
- / ̄ ̄ ̄ ̄\
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| ◯ ◯ |
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|┃なし ┃|
|┃りんご ┃|
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